海外在住者のための生命保険

なぜ海外在住者は”国際型”の生命保険を選択するべきなのか?

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海外在住者は現地で様々な課題と向きあいながら現地生活を送られているかと思いますが、保険も生活の上で課題になることの一つではないでしょうか。

そもそもの言語の問題もありますし、不安要素は少なくないはずです。

そんな中で私が海外在住者の生命保険選択についてお伝えしたいことは、最初から国際立て付けの生命保険を持つということです。

将来の居住国に関わらず保険プランを継続できるかどうかであったり、有事の際に保険金がスムーズに残された家族に渡るかなど大事なポイントがいくつかあります。

生命保険の効力が継続されるか

生命保険プランの目的は万が一の際に家族の未来を守ることにありますが、いわゆる”国内用”の保険の場合には海外在住者に効果を発揮しないものであったり、海外滞在が一定期間を超えると更新できないような契約内容があります。

生命保険に入っていると思ったけど、実はそもそも海外という要素が免責事項になっていたり、死亡と言う事象に海外渡航・滞在の要素が加わった場合には適応外となる場合があります。

なぜこのようなことが起こるか言うと、滞在国や生活の違いによって保険会社が異なるリスク判定をするためです。

簡単な例ですが、日本に住む日本国籍の人と、海外に住む(例えば治安や医療インフラで劣る国)日本国籍の人を比較すると、死亡率が変わるので同様な計算をすることができません。

国際的な生活を送る人がどんどん増える中、未来における家族の生活の方向性の変更に応じて都度生命保険について心配しなくて良いためにも、国際立て付けの生命保険プランを持っている方が安心ではないでしょうか。

現地の生命保険も”国内型”保険

以下、私がマレーシア在住のためマレーシアを例に挙げて説明します。

日本人が日本国内の生命保険を利用する時、選択肢になり得るのは日本国内用のものになりますが、日本人がマレーシアの保険を購入する場合も、それは国際的な保険プランではなく、マレーシア国内用の保険となります。

マレーシアの場合に起こり得るワーストケースシナリオは、外国人は配偶者単体で銀行口座保有は認められないため、保険金を家族がスムーズに受け取れないというケースが考えられますし

マレーシアの生命保険プランを購入して、生命保険があると思って他の国へ異動、もしくは日本に帰国したけども、そのような場合はマレーシアの現地口座継続保有ができないため、保険金がどのように払われるかも不明です。

現地保険会社と確認したところ、前例がなかなか見つけられないようで、どのように処理されるかは正直わからないとのことでした。

もし第三国に引っ越ししなければならない時はまた新しい保険に入り直せば良いという主張もあります。

この考え方の問題点は、今健康で生命保険に加入することができても、極論将来はどうなるかわからないという点です。

健康であるから、また、年齢が低いから、今の段階では保険加入も認められやすいという点は忘れてはなりません。

いつでも加入できるというものではないので、早い段階で国際生命保険に加入しておいて、必要な期間、どの国に移動しようとも家族は守られるという形を取るのが最も安心な方法と考えます。

コスパの良い『Unilife』国際生命保険

以下の記事内でも紹介していますが、

”国際型”生命保険の保険料は決して高くありません。

記事内で挙げられている私自身の例を使用すると、月々6,000円程度の保険料で50,000,000円程の死亡保険金設定が可能です。

国際的なライフプランニングに柔軟に対応しやすい形を取り、保険料を抑えつつ家族の将来の生活を守ることができます。

生命保険は不必要だ!という論調もなぜか存在しますが、家族や子供の未来を守るためには必要不可欠です。

保険の重ね過ぎは必要はないと思いますが、一定のセーフティーネット機能がライフプランニングの中にあることは家族の未来を考える上で避けては通れません。