皆さんこんにちは、かっしーです。
最近マレーシアで就職活動をされているアラサー女子とお話しする機会がありました。
マレーシアで語学を伸ばしつつ仕事したいから、という理由で現地で転職にトライされているとのことでした。
現地主要3民族の他にも色々な国の人が移住してきており、国際化が進む国として多くの方が英語を問題なく話します。
特に東南アジアという観点で近隣諸国と比べると、英語を使える人が最も多い国の一つであるということは間違いないと思います。
その方にお会いしたことがきっかけで、実際のところマレーシアに住むと語学力(英語力)は向上するのかという点について少し考えてみました。
マレーシアで英語力は伸びるのか??
私の個人的な答えとしては、”かなり環境と自分次第”になります。その理由について、以下が私の見解です。
● 日本人としての就職のため日本語の職場環境が前提となりやすい。
● 日本企業の場合、同僚の現地社員が日本語を出来ることも少なくない。
● プライベートも日本人とばかり関わる場合、公私ともに日本語メインの環境となる。
● マレーシア人の使う文法や単語そのものが間違ってることも多い。
● 意識的に行動しない限り、高レベルの英語に触れる機会は少ない。
などの理由で、劇的に英語力が伸びる人は限られていますが、それでも語学力を伸ばしている人がいるもの事実です。
一つの過程を挟んで、もし英語力が劇的に伸びないのにも関わらずマレーシアで仕事をする魅力はあるのか?という質問があるとすれば、私はあると思います。
特筆すべき事は多々あり、
● そもそも異なる文化・価値観に慣れていない日本人として、差異を受け入れつつ仕事を進めるという力がつく(びっくりするくらいの価値観の差異はしょっちゅうある)。
● 現地の人と仕事ができるくらいの語学力は間違いなく付く(与えられた環境の中でもより良い環境に近づこうと努力することは必須)。
● 日本だろうがマレーシアだろうが、色々な人がいるのは当然で、良い刺激を与えられる人に会えるチャンスが多い。
● 日本から来た人から聞くことが多いが、企業のトップレベルの人達・オーナー社長の人達と比較的容易に繋がることができる(そこからの転職のチャンスも多い)。
● マレーシアで力がつけば、他のアジアの国で働ける力にもなる。
など、ぼやっとした内容を少々含みますが、これらは非常に大事な点だと思います。
多少の英語力さえあれば、上記の環境に入れるという点に置いてマレーシアで就職するということは、かなり”あり”な選択ではないでしょうか(本質的には語学力よりも本人の前向きさの方が大事!)。
以前のブログで多少触れていますが、スタートがどうであろうが、意欲的に進む人や語学力を付けようとする意志のある人にとっては多くのチャンスに出会える国だと思います。
語学から話が少しズレてしましましたが、まとめると、
語学力が向上する環境 > 〇
力が付く環境 > ◎
チャンスの多い環境 > ◎
となると思います。
以前お会いした駐在員の方で、3年マレーシアにいて、500点前後だったTOEICが900点以上になった方がおりました。
結局自分次第で上記全項目◎かもしれません。
今回の内容は、私自身も自分で10年住んで肌で感じたことです。
多くの人が実際に転職・移住でマレーシアに住み始めて、日本では感じられないエネルギーを感じていると思います。
自分次第でキャリアもアップし語学力もアップできれば、マレーシアだろうが日本だろうが通用する人材に成れないわけは無いはずです。