マレーシアの治安は良い!!というような話をテレビ番組などで聞くかと思いますがあくまでどこぞの国と比較して、、、と考えています。
銃が日常から手に入るような国ではないですが、軽犯罪はとても多いのが実情です。
私個人でも小さなことは経験していて、昔ミッドバレーのモールを歩いていてヤバそうな人が近づいてきて薬を売りつけられそうになったことがあります。
私の交友関係の中だけでも、カバンや携帯電話を盗られた、などが少なからずあります。
特に旅行者の場合、それだけで旅行が台無しになってしまいますよね?
旅行中は心がフワフワしてしまうところもあるでしょうが、注意すべきところは注意して、安全で精神的にも良い旅行・移住生活をして頂きたいです。
今回の記事ではそんな方々に読んでほしい、私の考えるマレーシアで外を歩く時の注意点になります。
”犯罪”と聞いても何か自分とは関係のないことのように捉えてしまいがちではないでしょうか。
日本人の私からみても、この人あぶないなーと思うことが多々あります。
盗る方も普段からやっている人達ですので、この人は油断しているとすぐわかります。
盗る方がもちろん悪いのですが、自分が蒔いてしまっている種というケースもあるので注意しなければなりません。
狙われる携帯とカバン
実は最近もありました。
GRABタクシーを待っていたり、ちょっとした操作を外でしていると、あっと言う間にバイクの運転手に携帯電話をつかまれて走り去られるというケース。
多いのは携帯電話とカバンでしょうか。
日本人コミュニティで言うと、日本人会や日本大使館の周りは特に多いと言われていたりもします。
なんでかと言えば油断している人が多い、、、という一点ではないでしょうか。
そもそもマレーシアでなくとも、多くの国で同じようなことは起きています。
大切なのは、狙われるリスクがあるという自覚をまず持つこと。
その上で、例えば、車道から離れて立つ・歩く、や、車道の反対側にカバンをもつ、などで対策することができます。
私自身市内で仕事をすることが多いので、歩いているケースも多々あるのですが、注意しているからかこのような犯罪に巻き込まれたことはありません。
とは言いつつ、周りの人達からは、携帯盗られた、カバン盗られた、と時々聞いているのでやはり用心の差がでているのかもしれません。
特に慣れてきたころが一番注意です。
何気に来られた直後よりも半年後・一年後などのちょっと慣れてきたタイミングが聞いていて多い気がします。
テーブルの上は危険地帯
日本人が特にやり勝ちですが、テーブルの上にものを置きませんか?
携帯電話や財布、車のカギなどをしれっと置く人も少なくないのではないでしょうか。
これもう「盗ってください」と言っているようなものなので止めましょう。
外で食べたり飲んだりするのがとても気持ち良いのがマレーシアですが、特に飲んでる時など貴重品の扱いが雑になっているかと思います。
その油断は盗みのプロには見られていますよ。
椅子の上も注意
テーブルがダメだったら、じゃあ椅子に置けば良いのかっていうと必ずしもそうではありません。
テーブルに置いてあろうが椅子に置いてあろうが、盗りやすければ盗ります。
椅子の上に置くときは、しっかりテーブルの下に椅子を深く入れ、つかまれにくいようにしたり、自分の椅子の背もたれと自分の背中の間につかみづらいような形で置いたりしている人が多いかと思います。
もう一点注意したいこととして、これはそこまで多くはないですが、敢えて油断している人が多そうな店内を狙う人達もいます。
店内だと大丈夫だろう、と、背もたれのところにカバンを掛けちゃったりしていますよね。
特にマレーシアにお店は入り口のドアが開いていたりするので、中環境でもほぼ外と一緒で逃走できるわけです。
家にいる時以外は基本外という認識は大事かもしれません。
ポケットに入れる財布や携帯電話
特に日本滞在中に気づくことですが、日本の人の財布や携帯電話の管理の仕方は全然安全ではないですよね。
ほぼ半分くらいポケットからはみ出ていたり、しかもそれが後ろポケットだったり。
日本は安全なのかもしれませんが、これは海外では盗ってくださいアピールです。
触られたら気づくでしょ、、、と思っているのかもしれませんが、この考えは全然甘すぎて、気づかない環境を作って盗るからプロなんです。
黙ってカバンの中に入れましょう。
女性用のカバン
女性用のひもが長いカバンは格好の的です。
引きずられてケガもしてカバンも盗られる、、、と言うケースも発生しています。
特に旅行者にはおすすめしませんが、それしかないという場合もあるのかもしれません。
これを持っている=楽勝で奪えるふわふわ観光客だと思われるので、細心の注意を払ってください。
足元の罠
これは対人の注意点ではありませんが、個人的に意識して注意しています。
マレーシアを含む途上国を歩いていると、歩道の蓋ありますよね?
マンホールのようなものがあったり、金網のようなものがあったり、木製の蓋があったり、、、レアケースですが、そのような蓋が落ちたというケースを何度か聞いたことがあります。
穴に落ちて大ケガをされた日本人の方もいまし、バイクの運転手が大事故を起こしたというケースもあります。
蓋を踏むことを避けるだけですので、意識して避けましょう。
ちょっとだけと置いとくカバン
旅行中にトイレに行きたくて、や、レストランでオーダーしたいから、などの理由で置いておくカバン、それ誰も守ってくれません。
日本人の感覚だと人目が多いと大丈夫だろう、と思ってしまうのかもしれませんが、本質的には仮に人の物が盗られようと自分の代わりに追っかけて助けたりしてくれる訳ではありません。
もちろんカバンや財布だけではなく、ノートパソコンなども要注意です。
私の友人もバンサーのスターバックスでノートパソコンやられました。
バンサーで!!!って思う人もいるはずです。
モントキアラだろうがバンサーだろうが起こりますし、むしろそういうところの方がより高価なものを持っている人は多いので危ないとも言えます。
昼は安全、、、ではない
海外だと、夜は女性は一人で歩いてはいけない、というようなことは良く言われますが、確かに夜はどこの国にしろ気を付ける必要はあるかと思います。
ただし、それが日中の安全を意味するかと言えばそうではありません。
私の友人周りで起きたことは、個人の範囲で言えば、半分以上が日中に起きています。
また、人通りがあろうが無かろうが起きています。
人が多いし、と安心してしまう気持ちが出てくるのはわかりますが、それは超NGです。
昼のブキビンタンで財布を盗られた!や、カメラを盗られた!などそういったケースは少なくありません。
注意して安全な旅行・移住生活を!
マレーシアの治安に関して聞かれると、比較的安全な国だと私は考えています。
一部のヨーロッパやアジア諸国に比べると圧倒的に安全ですが、日本の感覚を持ち込んで良いという訳ではありません。
最低限の注意を払うことで、今回触れたような犯罪に巻き込まれる可能性はグッと減るかと思います。
何かを盗られた後に命懸けで犯人を追っかけたりする人がいるみたいですが、そもそも盗られた後に命掛けで追っかけるくらいなら、命を懸けずに済む事前の注意や予防にエネルギーを割くべきです。
安心・安全はまずは自分次第なので、注意するところは注意して是非楽しいマレーシア旅行・移住生活をしましょう!!