マレーシアへ旅行の際の一番のおすすめはやはりビーチやリゾートです。
レダン島やプルフンティアン島、ティオマン島、パンコール島など、マレーシア国内だけでもたくさんの島・ビーチがあり、どこへ行っても満足は高いと思っています(乾季・雨季などのタイミングは要チェックです!)。
マレーシアへの旅行者にとって小さな問題になるのは、首都クアラルンプールから島へいくのは、どこへ行くにせよそれなりの移動時間が発生するということです。
通常、旅行者がマレーシアへ旅行に行く!という時にはクアラルンプールを行動の中心に設定される方が多いと思います。
さて、クアラルンプールに滞在先を決めたけどそこから何をしようか・・・と考える形になりますが、例えば10日間の旅程だと余裕を持って行ける島たちも、3,4日の旅程の場合だと結構ギツギツになりがちです。
特に年上の方がマレーシア旅行を短期間でされる場合には、KL付近でゆっくりあまり疲れずに楽しめれば良いと考えられる方も少なくないのではないでしょうか。
現地に住んでいる人が旅行者を迎える場合、クアラルンプール付近で完結させる旅行設定は少し難易度が高くて、”食”は充実しているものの、他の時間はどうしよう、、、と悩んでしまうことがあります。
今回、私自身も久しぶりに日本からの旅行者を迎えるにあたり、Twitterで色々アイディアを募集してみました。
15年も住んでいると何が観光先として喜ばれるのか分からなくなってくるところもあるので、お尋ねしてみて良かったです!
今回は、コメント頂いたアイディアの中からどなたでも楽しめそうなものをピックアップしてご紹介していきます(コメントありがとうございました!)。
クアラルンプール/KL市内・付近のおすすめ観光スポット
ジャラン・アロー(Jalan Alor)
ジャラン・アローは食事のための場所(特に晩御飯)ではありますが、まさに東南アジアの雰囲気がMAXに出ている場所で、ぷらぷら歩いてみるだけでも楽しいと思います。
食事をする際には、マレーシアの中華料理以外にもタイ料理やベトナム料理など、様々あるので座る前にメニューを見て決めて下さい。
お腹があまり減っていなくても、串ものなど立ち食いできる食べ物もあったりしますし、観光地としてはやはり鉄板の場所ではないでしょうか。
注意点としては、ジャラン・アローを含めブキビンタンエリア全体でひったくりなどの軽犯罪に気を付けなければなりません。
テーブルの上や椅子の上にスマホや財布、カバンなどを置いていると気づいたら無い、、、ということもあっさり起こるので注意です。
KL Hop-On Hop-Off 観光バス
Hop-On Hop-Offは、一度前に旅行者と乗ったことがありますがとても楽しんでくれたと思います。
以下の記事も合わせて参考にしていただければと思いますが、昼・夜とクアラルンプール市内を観光バスで周回するサービスです。
KL市内をぐるっと周りそれなりに時間がかかるので、おそらく旅行中に乗るのは1回となる方が多いと思います。
その場合は夜間の部(20:00 – のみ)がおすすめです(日中暑くなる前にバス上デッキで日を浴びて周るのももちろん良いです!)。
マレーシア・イスラム美術館(Islamic Arts Museum)
マレーシアの文化・芸術・歴史に触れるならやはりここでしょうか。
賑やかなマレーシア滞在中、静かな空間はあまりないと思います。
美術館なのでとても静かな中で文化・芸術を楽しむことができます。
日本国内では目にすることのない”異国らしさ”を強く感じられる場所です。
ぐるっと見終わったところで、美術館内にあるMoza Restaurantでランチやコーヒーなどを楽しまれる旅行者が多いようです。
展示物を見る以外にも建物内の至るところでイスラム模様が感じられますし、旅行者の訪問先としてかなりアリな場所ではないでしょうか。
チャイナタウン(Petaling Street)
チャイナタウンにとりあえず行ってみる、、、という旅行者は多い気がします。
おすすめの時間帯は夕方や夜で、個人商店をぷらぷら見るだけでも楽しいと思いますし、ローカル感のある食事ができるお店がたくさんあります。
個人的には歩いて疲れたらちょっとビールを飲んで、、、というのが好きです。
食べるものや雰囲気など変わった雰囲気をゆっくり楽しむことができます。
天后宮(Thean Hou Temple)
チャイナタウンと違う趣のあるマレーシア華僑の文化を感じられる観光地の代表各は天后宮でしょうか。
朝8時から夜10時まで毎日入場可能です。
周辺状況や敷地内を含めそれなりに歩くことになるので歩きやすい靴・格好が良いかと思います。
華僑(海南)の宗教性・文化性を感じられ、建造物としても非常に魅力的です。
バティック体験
マレーシアに長く住んでいる人でもやったことが無い人が多い気がしますが、マレーシア旅行に来られてバティック体験をされ喜ばれる人は多い気がします!
バティックはマレーシアの伝統文化でもある”ろうけつ染め”による布で、自分の感性でデザインを楽しむことができます。
バティック体験・教室を定期的にやれる場所はクアラルンプール市内に複数あるようですが、代表的な場所を↓に記します。
ツインタワーの噴水ショー
ツインタワーの麓に夜景を楽しみに行く旅行者は多いと思います。
迫力あるツインタワーを背に記念写真を撮る人が集まってたりしますよね。
意外と知られていないのはツインタワーの麓の湖&噴水で行われる噴水ショー”Esplanade”というものがあります。
これがかなりイケてます。
夜間定時に行われており、音楽に合わせた噴水パフォーマンスはかなり感動します。
ツインタワーも噴水ショーも壮大だし、大人も子供も楽しめること間違いなし。
タマリンド・スプリングス(Tamarind Springs)
こちらはレストランではありますが、観光として行くべき場所でもあると私も思います。
2,3日KL市内でがやがやした環境を楽しんだあとに行くと、森の中で感じる静けさが一層心地よい感覚を生むはずです!
おすすめはやはり夜です(細かい話をすれば暗くなり始めたくらいが私は好きです)。
料理内容が時々変わる(?)気もしていますが、マレー料理以外にも他のエスニック料理が楽しめますし、とりあえず雰囲気が最高なのでぜひ行ってみて下さい!
ブルーモスク(Sultan Salahuddin Abdul Aziz Mosque)
ブルーモスクは24,000人の礼拝者が集まることのできるマレーシアで最も大きなモスクです。
KL市内にあるセントラルモスクに行ってももちろん良いのですが、より異国感を感じられるのはブルーモスクではないでしょうか。
宗教施設なので厳粛な雰囲気もあり、イスラム教の観点からマレーシアらしさを感じることができる場所です。
ロイヤル・セランゴール(Royal Selangor)
マレーシアはピューター(錫を主成分としてアンチモンや銅が加えられた合金)の世界有数の生産地です。
マレーシアの王室でもピューター製品は愛用されており、ピューターの器をRoyal Selangor Visitor Centre にて自分で作ってみることができます。
制作過程ももちろん楽しいですし、マレーシアに長期滞在され帰国される方々がピューター製品をお土産に選ぶことも多いです。
KLタワー スカイボックス(KL Tower SKY BOX)
KLタワー(東京タワー的な)の中に通称SKY BOXと呼ばれる場所があります。
東京タワーのように高層部分のデッキからのんびり市内を一望してのんびりという楽しみかたもありますが、そこのSKY BOXは記念写真の場としてマレーシア国内観光客にも非常に人気です。
セントラル・マーケット(Central Market)
お土産をどこかで買いたい!という場合にセントラル・マーケットが良いのではないでしょうか。
パビリオンモールやミッドバレー・メガモールなど大型ショッピングセンターに行くのも一つの手ですが、異国感がギュッと集まっているのはセントラル・マーケットかもしれません。
雑貨や服飾を売っているお店が多いですが、ちょっとしたアクティビティっぽいものや食事できる場所などもあり、ぷらぷら見ているだけでも楽しいと思います!
クアラルンプール・KL市内観光まとめ
まだまだマニアックな場所も含め教えて頂いたところがあったのですが、旅行初心者でも行きやすそうなところを中心にまとめてみました。
私自身も迎える側として改めて良い勉強になりました!
随時また情報は追加していければと思いますが、これぐらいあれば、あとは美味しいご飯やマッサージ、カフェなどと合わせて良い感じのクアラルンプール旅行になるかと思います!