ファイナンシャルプランニング

心理学から見た散財してしまう人の特徴とは?

こんにちは。

マレーシア在住のファイナンシャルアドバイザーかっしーです。

今日はお金が貯まらない人・散財してしまう人についての話です。

私自身マレーシアに住んで10年以上が経ち、その間、MM2Hの方や、オーナー社長の方、駐在の方やマレーシアで就職した方など、色々な形でマレーシアに来られている人に会ってきました。

カテゴリー別で見ると、マレーシアに来られている方々の中では海外駐在員の方が一番多いのが現状となっています。

一般的に駐在員の方がマレーシアに来られると、家のことや生活のこと、教育など多くのことを会社がサポートしてくれ、程度の差はあれど経済的に豊かに暮らせている人・家族が多いと思います。

2,3年もいれば貯金もそれなりにできるはずですが、なぜか帰国すると急に余裕が無くなるように見える人もいます。

場合によっては余裕が無いという言い方ではなく、切羽詰まっているという言い方が当てはまるような人さえいたりします。

私自身は基本浪費が無いに等しい人間ではありますが、切羽詰まる現象が何故起きるかということを自分なりに色々考えていたところ、今日たまたまメンタリストのDaiGoさんが紹介していた研究で全て納得しました。

散財してしまいやすい人には傾向性があるという話なのですが、駐在という期間を経るとそのパターンに陥ってしまう可能性があると考えられ、傾向性を自覚することで対策を打てるとも思います。

ファイナンシャルプランニングの観点から見てもとても大事な点に触れていると思います!

散財して自分を追い込んでしまう可能性がある人は?

一部の駐在員の方が日本に帰った時に経済的に切羽詰まる現象はなぜ起こるのか?に対して私が個人的に考えていたことは、一度上げてしまった自分の人生への期待値・水準を落とせなくなるからというものでした。

このことは特に文献や研究に基づいたものではなく、個人的な推察でしかなかったのですが、DaiGoさんのシェアした研究と大きく被る結果となりました。

結論として、自分を追い込んで破綻させる可能性が生じるのは

1.外向的な人

そして

2.経済力が落ちているタイミング

という条件が重なると、散財が起きる傾向性が指摘されています。

見栄も強い外向的な人

内向的な人と比べると、外向的な人は”自分がどう見られるか?”ということを気にします。

ある程度経済力がついてくると、生活水準や購入するもの、使うサービスなどのグレードも上がってくるわけですが、それは見栄を伴っている場合が多々あります。

動画内で触れられている研究では、出費対象の生活必需品をグレード1のアイテム、そこから5段階で、高級嗜好品をグレード5のアイテムとすると、内向的な人は基本グレード5の商品・サービスを購入・使用することはありません。

反対に外向的な人はグレードの高いものを購入・使用する可能性が相対的に高く、そのモチベーションが最も強くなるタイミングは経済力が落ちている時であるという結論に達しています。

経済力が落ちていると周りに悟られたくないため、見栄のためにより出費をしてしまうという現象が起こるわけです。

海外駐在という立場にも当てはまりうる

駐在期間は良い待遇を与えられるケースも多いですが、日本に公式に帰国すると海外での滞在中に比べれば(もちろん国にもよるかと思いますが)経済力は相対的に落ちることとなります。

この構図が動画内の研究内容と当てはまるとすれば、豊かな生活が最終的に破綻を起こしてしまうという事象の原因になりえます。

ファイナンシャルアドバイザーとして仕事をさせてもらっているとは言え過度に人の家庭の使い方に関して過度に物申す立場にはありませんが、こういった傾向性が存在するとは各々が自覚するべきではないでしょうか。

しっかり貯めるなり運用に回すなりして人生の安定に繋げるか、無価値な使い方をするかは全て自分次第です。

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