マレーシア旅行

海外旅行時に絶対持っていたいWISEのデビットカード

皆さんはWISEのデビットカードはお持ちですか?

WISEアカウントの登録国・居住国によっては作れない場合もあるのですが、私が住むマレーシアを含め作れる国に居住している方は、管理費用が発生する訳でもなく何にせよ便利なのでWISEのデビットカードを早めに作っておくことをおすすめします!

コロナ禍が一応の落ち着きを見せ、海外旅行に行くこともどんどん増えていくと思います。

私自身も2週間程バリにいた関係で(現地通貨はIDR)、WISEのデビットカードの便利さを改めて感じたので、インドネシアルピー・IDRを中心にした話になりますが、まだ使用したことが無い方は是非ご参考頂ければと思います。

かっしー
かっしー
WISEのアカウント作成から実際にデビットカードが届くまで少し時間がかかるので、早めに準備してしまいましょう!

たくさん持ち歩きたくない現金

安全面から考えるWISEのデビットカード

”マレーシアに来て数日しか経ってないのに現金を全て財布から抜かれた(?)のような話”が一時話題になりました。

海外滞在中のこういう可能性を考えると、そもそも現金は持ち過ぎたくないですよね。

ある程度の期間海外に行くからと、キャッシュを多めに持っていたところで、物理的に盗られてしまえばそれで終わりです。

私のバリでの滞在と合わせて考えてみると、↓のWISEのアカウント(使ってしまったので残高がほぼ0になっていますが)にIDRの残高があると、現地のお店でデビットカード支払いに使えたり、現地ATMでIDRを引き出すことができます。

以下の記事でも紹介していますが、アプリ上でデビットカードの取引をできない凍結状態にしておくこともでき、物理的にカードを盗難されても資金に影響はありませんし、更に安全性が気になる方はアプリ上の貯金箱(Jar)も応用しましょう。

旅行準備の時点で財布が膨れ上がる

旅行の際には事前に両替所に行き、必要な通貨を取得したりするかと思いますが、現金の額が大きくなればなるほどかさばってきますし、通貨の種類によっては(例えばIDRなど)物凄い枚数になります。

安全性のことも重要ですが、やたらと多い数の札を持ち運ぶのはそもそも不便ですよね。

多数のお札で財布に入りきらないこともあるかと思います。

多少は現金は必要だとは思いますが、WISEのデビットカードがあると、行った先で決済に使えたり、ATMで現金を下ろせば良いだけなので、よりスマートな旅行ができるかと思います。

WISEのデビットカードが使用できない国もいくつかありますが、一般的に旅行に行くような国では通常問題ありません。

以下のWISEのサイトの”Are there any countries where the Wise card doesn’t work?”で、使用できない国が確認できます。

How to use a Wise card overseas when travelling 2023

WISEの為替レートについて

私の今回の旅行ではMYRをIDRに替える必要があったのですが、その多くをWISEアカウント上で行いました。

どの国のどのようなクレジットカードと比較するかにもよりますが、日本のクレジットカードやマレーシアのクレジットカードと比較すると、両替手数料は半分から1/3まで抑えることができます。

旅行の期間が長ければ長い程、両替額も大きくなるのでこのコスト差は重要だと思います。

注意点として、旅行中に現地通貨での決済(IDR決済)をする場合には、WISEアカウント上で既に両替を完了させている必要があります。

WISEアカウント上にIDRの残高がなくMYRしかない場合、不要なコストが発生し得るで注意です(決済は行われます)。

旅行先でライセンス有両替所を探すのもありなのでは?という考えもありますが、それまでに現金を持ち歩くのかの問題と、以下のような問題も発生しているようです。

旅行先での両替トラブル

慣れない通貨で誤った額を渡されても気づきにくい

今回の旅行先で海外観光客に注意喚起がされていたのは、慣れていない通貨を使用するということと、IDRの単位があまりに大きいことで、両替所で意図的に少ない額を渡されるというケースが発生しているというものでした。

IDRの場合には、10,000円がおおよそ1,000,000IDRで、自分で数えるもの難しかったりします。

1ドルとか1ユーロのような国から来られた人にとってはもっとわけわからないですよね。

そこを狙っての”両替詐欺”ですが、WISEカードを持っていればいちいち両替所に行くことも無いため、そのようなストレス(と手間)を感じる必要がありません。

お釣りトラブル

バリ滞在中の買い物で嫌な思いをしたことはありませんでしたが、これもIDRの単位の大きさを利用してか、お釣りを敢えて少なく渡すようなケースもあるようです。

私自身はマレーシアに住んでいる間もお釣りにはめちゃめちゃ注意をしているのですが、デビットカードでの支払いでこの辺りのストレスも軽減できるのではないでしょうか。

現地ATMでの引き出しにおける注意点

バリに到着して2,3日後に気づいたのですが、現地でIDRをATMで引き出そうとすると、ATM費用が発生している場合がありました(どの金融機関かによる?)。

現金の携帯は多少必要かもしれませんが、コストの事を考えるとATMでの引き出しはあまりせずに優先的にデビットカードをそのまま支払いに使用するのがベストだと思いました。

WISEアカウント上のお金が足りなくなった場合は?

WISEのデビットカードの使用額上限=WISEアカウントにある金額です。

5,000,000IDRをWISEアカウントに管理していれば、当地で合計5,000,000IDRまでATMで引き出したり決済にデビットカードを使うことができます。

私自身はマレーシアのMaybankの口座の資金をWISEアカウント入金し、それをデビットカードで使っていましたが、Maybankに限らず銀行資金の移動のApprovalさえできれば、WISEへの入金は本人がどこにいるかは問題ありません(Maybankの場合はMAEというアプリがApprovalのために必要となっています)。

インターネットさえあれば問題なくWISEアカウントに入金できます。

実際に渡航後にIDRが少し足りなくなり、500MYRほどを現地到着後にMaybankから移動、WISEアカウント上で両替し、現地でIDRを使いました。

ストレスの少ない海外旅行を!

海外旅行の準備となると、フライトを決めたり、宿泊先を決めたり、海外旅行保険を準備したり、行きたいところリストを作ったりなど、やることが多いですよね。

お金・両替に関して言えばWISEデビットカードの使用により事前準備の負荷を大きく減らすことができるので、早めに慣れると良いと思います。

デビットカードと合わせて、WISEでは海外送金を安くすることができるが最大の売りです。

帰国時の日本への送金などでも使用する可能性もあると思いますので、まだWISEを触った人が無い人は早めにWISEアカウントを作りWISEのサービス内容に慣れて、デビットカードも合わせて作ってしまいましょう!