マレーシア生活

2021年5月10日から始まるマレーシア全土での地区間移動制限

2021年5月現在、マレーシアの多くの州は3度目の活動制限令”MCO3.0”下にあります。

首都クアラルンプールを含め、MCO2.0の時と同様の制限が開始されましたが、MCO以外にもCMCOやRMCOなど、何か新しい期間が始まると”何がどこまで許されるか”の理解が少々曖昧になりますよね。

今回のMCO3.0は2.0と基本的には似ているという政府からの声もありますが、スポーツができるのかできないなど、まだ一部ハッキリはしていない状況です。

そんな中、我々の生活に大きく影響する事項としてマレーシア全土で5月10日から6月6日までの間、許可が下りていない地区間移動はできなくなります。

マレーシアの地理で厄介なところは地区や州の境目が非常に複雑になっていて、気が付いたら他の地区にうっかり入っていた、、、という状況が考えられます。

マレーシア在住の日本人の多くが首都KLに集まっているので(&私自身がKLに住んでいるので)、改めてKLの地区について確認してみました。

かっしー
かっしー
私自身も地区についてはわかっていない部分があるので改めて勉強してみました!

クアラルンプールの地区

KLには11の地区がある

KL市内には,

  • Bukit Bintang
  • Titiwangsa
  • Setiawangsa
  • Wangsa Maju
  • Batu
  • Kepong
  • Segambut
  • Lembah Pantai
  • Seputeh
  • Bandar Tun Razak
  • Cheras

11の地区があります。

クアラルンプールは首都ではあるとはいえ結構コンパクトで(約243 km2)、ちょっと動いたら自分の居住地区から出てしまっているという状況に注意しなければなりません。

以下がKLマップです。

KL内マップ

KL内はこのような形で実に複雑に区切られています。

マレーシア市内の11の地区

これだけ見るとハッキリいって分からないですよね。。

特にBukit BintangとSegambutとLembah Pantaiの境はレベルが高くて、例えばミッドバレー・メガモールはどこの地区かわからない、、、のような場合もあるかと思います。

一般的にKL付近に住んでいる日本人の住居はBukit Bintang、Lembah Pantai、Segambut、Kepong、Cheras辺りだと思いますが、自分が住んでいる地区を明確に理解した上で、外出の際には行先の地区をチェックするようにしましょう。

慎重な行動を

さすがにもうMCO3.0なので、1.0の時にあったような勝手な解釈で行動した結果邦人が逮捕される、、、というようなことは無いかもしれませんが、外国人の立場としては慎重に行動するべきです。

特に”現状決まっていないルール”については、決まっていないから大丈夫という解釈ではなく、決まっていないのならやめておこうぐらいの慎重さは必要だと思います。

外出したい!スポーツしたい!という気持ちは私もありますが、一事が万事なので十分な注意を払って生活を送って参りましょう。

また、今回の記事ではクアラルンプールに絞った内容となりましたが、昨今ペナンやジョホール、イポーなど様々などクアラルンプール以外に住まれる人が増えているのでそれぞれの地域での入念な地区確認をして頂ければと思います。