マレーシア生活

滝を目指してトレッキング!『Kanching Eco Forest Park』

マレーシア在住の皆さんは休日に何をされていますか?

良く聞くのはゴルフに行ったりカフェ巡りなどでしょうか。

とは言え、マレーシアってやることないよね・・・。という声もちらほら聞いたりもしますが、実はクアラルンプール付近でやれることは結構ある気がします!

個人的に(そんなに頻度は高くないとはいえ)、トレッキング・プチ登山は結構おすすめで、今回『Kanching Eco Forest Park』に久しぶりに行ってきたのでそのレポート記事となります!

かっしー
かっしー
安全性が十分あると判断できる場所ですが十分な自然に囲まれていて、家族や友人同士で行って適度に気持ちよく疲れる感じでおすすめです!

Kanching Eco Forest Park

Kanching Eco Forest Park

Kanching Eco Forest Park(マレー語でTaman Eko Rimba Kanching)は、現地の人にも人気の自然公園でトレッキングの他にも山の麓でBBQをしたり、キャンプをしたりできる公園です。

休日ともなると特にマレー系の方で賑わっています。

元々の自然を生かした公園で、現地当局によって管理・整備されています。

この公園の目玉はやはりトレッキング中に現れる複数の滝で、多くの人が涼を求め山を登っていきます。

Kanching Eco Forest Park についてのマレーシア林務局のHPはこちら

Kanching Eco Forest Park トレッキングレポート

午前中に集合&スタート!

公園の入り口はこんな感じになっています。

Kanching Eco Forest Parkの入り口

外国人(マレーシア長期居住者含む)は12RMを支払い入場です。

私は長期ビザを持っているので「現地の人の入場料で入れないの?」と一応聞いてみたんですが、「それはごめんけど無理や。でもキミ英語上手やな!」というやり取りがありました。

駐車場については、入り口付近は満車になっていることが多いようなので、入り口を横目に通り過ぎ、奥に進んでいくと、300メートル程で広い駐車場があります(駐車料金は5リンギットでした)。

Kanching Eco Forest Parkの駐車場

改めて自然公園の入り口から入ると売店があります。

水などを購入する場合はこちらでも良いかと思いますが、100%開いてるとは限らない説もあるので、事前に十分な水分を買っていきましょう(爽やかにトレッキング後のアイスクリームがおすすめです!)。

Kanching Eco Forest Park入口にある売店

トレッキングスタート地点にて

公園に入って道なりに進んでいくとこのようなゲートがあり、ここからトレッキングスタートです!

Kanching Eco Forest Parkでトレッキングスタート!

途中までは舗装されていますが基本的には多少ワイルドな山道を登っていく感じになります。

ちなみにこのゲートのすぐ手前にお手洗いもあるので先に行っておきましょう(使用料50セント&ティッシュは必要に応じて携帯しているほうが良いかもです)。

1つめの滝エリア

Kanching Eco Forest Park一つ目の滝

ゲートをくぐってすぐに1つめの滝エリアが現れます。

滝がある自然プールのような感じで多くの現地の方がのんびりされていて、ここが一番混んでいる気がしました。

小さなお子様がいるご家族はここで遊ぶのが良いかもしれません。

このエリアを通り過ぎるとすぐ結構しんどい階段となります(バトゥケーブ階段的な)。

Kanching Eco Forest Parkの長い階段

この階段を超えるといよいよ山道になっていきます!

滝を求めて更に進む

Kanching Eco Forest Parkでトレッキング中に現れる川の流れ

後は滝を求めてひたすら山道を進んでいく感じです。

森の中を歩くのが気持ちよく、基本的には川に沿って歩くので、あっちこっちからマイナスイオンを浴びる気がします!

山道を進んでいくと滝がいくつかあって、のんびり休憩したり、シートを広げてちょっとしたランチをできるエリアもあるので各々で楽しみましょう。

水着を持ってきて、滝の近くで泳ぐ人もいれば、滝の水を直接浴びてひーひー言ってる人もいたりします。

Kanching Eco Forest Parkのトレッキングで上に進むと出てくる滝

全身水に入らなくてもひんやりした川に足だけつけてもかなり気持ち良いです!!

のんびりトレッキング

ただ登ってただ下りてくるでだけももちろん良いのかもですが、森と水が気持ち良いので、適宜休憩を入れ、のんびりタイムを設けると良いと思います。

その時その時の道中の込み具合にもよるかもしれませんが、山の上のほうはそれほど人もいないですし、KL市内では感じられない自然でとても爽やかな気持ちになれます。

十分リラックスできたタイミングで降りてきました。

まあまあ上の方まで行ったので結構脚にきはじめてました。

無事に下山です!

Kanching Eco Forest Parkを無事に下山

トレッキングに際しての注意点

サルに注意

公園エリア・登山道では至るところにサルがいます。

マレーシアでは登山中やゴルフ中の話として良くあることですが、食べ物などの持っているものが強奪されることがあります。

大きいカバンなどであれば大丈夫ですが、例えば小さいバッグに食べ物とスマホが入ってて盗られてしまうのようなことは全然あり得るので注意です。

天候に注意

天候が悪い時にトレッキング道に入れるのかは不明ですが、天候が悪いときは残念ですが無理をせずまた次回としましょう。

また、滝や川が近く水量がもろに影響するので、天気が悪くなりそうと思ったタイミングで早めに下山をしましょう。

一人で登山・トレッキングをしない

当局に管理されていて基本的には安全だと判断できる公園・トレッキング道ですが、よっぽどプロのような方でなければ、ケガのリスクなど否定できないですし、複数人で行くようにしましょう。

道中の安全性について

基本的にちゃんと歩いていれば問題ないはずのルートですが、それほど高くないとはいえ崖のような箇所もあり、ふざけていたり、スマホを見ながら歩いていると足を滑らせ、ケガをするかもしれないので注意です。

お子様がいる場合は、一つ目の滝エリアの後はしっかり気を付けて歩く必要があるかもしれません。

また、より上に進んでいくと↓のようなエリアが始まります。

無理そうなメンバーは決して無理をしないことが大事だと思います。

Kanching Eco Forest Parkのトレッキング中の滑りやすいルート

木のトゲトゲ

トレッキング中は木をつかむ場面が結構あります。

膝のリハビリも兼ねて(靭帯ケガ後で)、木をつかまないで登れるかゲームを個人的にこっそりやったのですが、やはり安全面から木をつかんだ方が良い場面は結構ありました。

決して多くはないのですが、このように表面にトゲトゲがある木もあるので注意してください。

Kanching Eco Forest Parkのトレッキング中に気を付けたい植物

歩きやすい靴

当日は歩き慣れた靴がやはり推奨されます。

私は運動靴で行きましたが、滑りやすい箇所もそれなりにあるので注意です。

どこまで山に入るか

1時間ほど歩いてあった滝を最後に引き返してきましたが、行こうと思えばまだまだ行けそうでした。

実際にどんどん奥に行っていた方もいたのですが、キリが良いところ・十分安全なところで引き返しましょう。

ほどほどに気を付けて楽しみましょう!

注意点をあれやこれやと書いてしまいましたが、爽やかな気持ちになるためにトレッキングをしているので過度に神経質になる必要は無いと思います!

ほどよくこれらの注意点を理解し、トレッキングをエンジョイして下さい!

推奨される持ち物

以下が個人的に当日携帯していた持ち物になります。

あまり重くなりすぎても大変ですのでバランス良く考えていきましょう。

  • 歩きやすい格好&靴(基本的には木の下を歩くので日焼けはしないと思います)
  • バンドエイドや消毒液
  • 水分や軽食
  • タオル
  • 地面や岩に座る時に使うシート
  • 軍手・手袋(実際にしている人はいませんでしたが、手先の安全のために装着しても良いかもしれません)
  • 小さめのお札やコイン(駐車場やお手洗い、売店で役立ちます)
  • サンダル(滝エリアで役に立つ)
  • 水着や着替え(滝にがっつり入る方は)

Kanching Eco Forest Park の場所

どこに住んでいるか次第ですが、KL付近からはおおよそ30分から1時間程度で到着します。

住所:1, 48000 Rawang, Selangor

上記マップを参考に頂きつつ、WAZEなどではTaman Eko Rimba Kanchingと入力すれば大丈夫です。

似たような名前もありますので、Rawangであることを確認しましょう!

おすすめ度高め! Kanching Eco Forest Park

どれくらいのペースで歩くかや休憩をどれくらいとるかにもよりますが、おそらく往復で1時間半から2時間半程度のトレッキングになるかと思います。

天気が良い時に行けたこともあり、かなり気持ちの良いトレッキングでした。

また、それなりに歩いたので良い感じに全身疲れました!

女性も問題なく行けると思いますし、50,60代など多少年上の方でも楽しめるルートかと思います。

家族で行くのもかなりおすすめですし、ちょっと違うことしたいよね、、、のようなタイミングで友達同士で集まっていくのもアリだと思います!

山としての難易度は高くなく、気持ちの良い森を比較的安全に歩けるので是非皆さんも行ってみて下さい!