マレーシアに住んでいると、特に華僑の人達に、家賃はいくらなんだ!と初対面でも質問をされます。
場所とかクオリティより、まず金額を聞く姿勢、、、私はそれほど嫌いじゃありません笑
私自身もそれに慣れ過ぎて口から出そうになるのを我慢するときもあります。
ということで、今回はお金の話inマレーシアです。
最近放送された、幸せボンビーガールという番組内でも紹介ありましたが、マレーシアに(ふらっときて)仕事を見つけると、
● 生活費が抑えられて
● 貯金が問題なくできて
● なんなら旅行なども楽しめる!
のように、出演者の優雅なライフスタイルが紹介されておりましたが、その延長線上で自分自身の実際の出費の検証をしてみようと思います(ちなみに独身の生活です!また、厳密に言うとクアラルンプール市内の話になります)。
マレーシアでの月々の固定費
1.家賃
人によっては不動産を買ってしまうという人もいるのかもしれませんが、賃貸という前提での話となります。
私自身の現在の家賃は、2,000リンギット(現在レートで約54,000円)内装の雰囲気は記事内写真で多少なりとも伝わると思います。
番組で紹介されるような、超豪邸!という感じではないかもしれませんが、かなりコスパがよく個人的には満足しております。
私の周りの独身の方々の家賃を聞いてみると大体2,000‐3,000リンギットが多い印象。
家族がいる場合は、3,000‐4,000くらいが目途ではないでしょうか?ただし、少しクアラルンプール市内から離れると、500‐1,000リンギットは家賃相場が下がります。
実際にはクアラルンプール市内ではなく中心から少し離れたエリアに職場がある方が多く、市内で家を借りる人はどちらかといえばレアかもしれません。
個人で賃貸を利用する以外に”ハウスシェア・ルームシェア”というパターンもあります。
むしろマレーシアに来たばかり&もし金銭的にそれほど余裕が無く、生活も安定するまでに少し時間がかかりそう、ということであれば、シェアが一番合理的で可能性の高い選択肢かもしれません。
シェアする人数にもよりますが、マレーシアの家やコンドミニアムの部屋はシェアするのに十分に大きなサイズを持っているので息苦しさのようなものは無いかと思います。
掛かる費用は単純に一人暮らしの2分の1程度になります。
私自身も20代前半のころはシェアをしていました。
これはこれで結構大変なこともあったので一部紹介しています。
2.光熱費と水道料金
マレーシアにある多くの家で、日本と異なりガスは使っていないので電気代と水道代に絞った計算になります。
かっしー家の水道代20リンギット(現在レートで約500円)
電気代60リンギット(約1,500円)
安い!以上です!!!
ただしこれは私の場合、エアコンをどれくらい使うかでかなり違います。
家にいることが多く、エアコンをずっとつけっぱなし、、、であれば200、300リンギット程になるかと思います。
3.携帯電話や自宅でのインターネット使用料
携帯のプランに関して、私は現地のDigiという会社を使用していますが、定額で通話し放題+ネット使用上限3GBというプランがあり80リンギット(現在レートで2,200円)程の月々の出費になります。
インターネット使用料については、Unifiというマレーシアで一番大きな会社が提供するサービスで(決して回線速度は速くないです!)月々90リンギットほど(現在レートで2,500円)になります。
日本で高くなりがちなこの辺の固定コストが安く済むのは良いですね。
4.交通費
交通費に関しては大きく分けて2つのパターンに分けられ、
● 会社から車が支給される場合(営業職に多い)
● 自分で交通費は捻出
のどちらかに当てはまることが多いと思います。
会社から車が支給される場合交通費はかなり限定的になるのではないでしょうか?
私自身は自営かつ現在車を運転しておらず、タクシー移動が多い状況です。
タクシー移動の場合、オフィスとの往来で15リンギットほど(現在レートで400円)でこれを電車にすると往復で5リンギットほどになります。
↓はGrabというアプリで、ドライバーを呼ぶことが出来ます。
いわゆる白タクサービスで、ドライバーが査定されているため安心して利用できます。
Grab革命と言っていいほどこのサービスのお陰でマレーシアでの生活は大分快適になりました(前はしょっちゅう料金のトラブルがありました、、、)。
5.食費
現地のものは確かに安くて手軽かもしれませんが、これらを食べ続けると、太る&体を壊すと思います。
口に入れるものには少し気を使っているのでマレーシアの現地でよく見るような何かと脂っぽいものや濃い味のものはあまり食べないようにしています。
私自身外食がほとんどなので、それなりに体に良さそうなものを選んで食べておりますが、現地のものに比べると2,3倍のコストになります。
その上で、ざっくり計算すると、一日平均の食費は50-60リンギット(ざっくり1,500円ほど)になります。
ただし、何かと夜は人と会って飲んだりすることも多いのでそういう会がある場合にはおおよそプラス150リンギット前後となります。
生活費の総額は?
ここまで5種の固定で発生する主な生活費をチェックしました。
これらを足し合わせると、月々の固定して発生する費用は4,000リンギット++、約120,000円程になりました。
(あとは別途交際費がどれくらいかですかね!!)
これが高いか安いのか、私にはわかりません笑
私自身、お金の使い方に関してはかなりシビアですが、もっと抑えたい人は、強いて言えばちゃんと自炊をすれば抑えようと思えばもっと抑えられるかと思います。
結局は個人個人の管理の仕方次第ですが、確実に言えることは、個別で、マレーシアの家賃や光熱費、交通費、通信費などを見ると、日本より物価はまだまだ抑えられていると言えます。
それぞれのライフステージや予算に応じて賢く生きて行けば、生活の出費を抑えつつも豊かな生活は送れると思います!!
最後になりますが、以上の事に関連してビザ発行の最低基準となるマレーシア採用の給与5,000リンギットをどう見るかという考察記事がありますので併せてご確認頂ければと思います!