マレーシア就職

失敗から学ぶ in マレーシア「相手が日本人だから大丈夫」ではない!!

こんにちはかっしーです。

最近”心に土足で踏み込んでくる”、ではなく、”心にブルドーザーで突撃してくる”ような人に会いました・・・。

いや、突撃され、いっそぶっ飛ばされたようなものとも言えました。。

今回のその相手はたまたま日本人の方だったのですが、私自身、過去に(まあ常に色々あるんでしょうが)マレーシアで相手が日本人だから大丈夫だと思って大きく失敗した経験がいくつかありました。

振り返って考えて見ると、中にはしっかり構えていれば避けられたものもあったと思います。

このブログの内容を読んでくれている方の参考になればと今回は失敗談の中の一つをシェアしていければと思います。

かっしー
かっしー
本当にどこの国の人なのかなんて関係ないな。。と思うことを多々経験しました!

自覚できていなかった日本人・日系への過信

今でこそ比較的やりたいようにやれるようになってきてはいるのですが、マレーシアで社会人になろうというタイミングの時、経済的な余裕はなく一刻も早く収入を作ろうと、急ぎ就職活動をしていました。

当時は20代の就労ビザの取得は、企業・個人双方が特定の条件を満たしていないといけなかったので今よりも圧倒的に難しかったと記憶しています。

まずは規定路線通り、現地の日系人材紹介会社と話を進め、少ない機会ながらも面接をすることができていました。

いくつかの会社から内定をもらい、その中から一社を選択、しばらく日本に帰国できていなかった私は、一度帰国し、身辺を整えた上、再度マレーシアに渡航しようとした矢先、仲介者となっていた人材紹介会社よりメールが入りました。なんと内容は、”採用はできなくなった”との内容でした。

なぜ、こんなことが起きたのか?

採用を取り消しした理由として挙げられていたのは本社の意向で、、、というような曖昧な書かれ方だったと記憶しています。

当時たまたまその会社に知り合いがいたので内情を尋ねたところ、そもそも就労ビザが取れるチャンスが全く無いのに内定通知をだしていたという事を聞きました。

今となってはどうでも良い話ですが、当時の私からすると死活問題で、相当凹んだのを覚えていますし、こんなことは起きてはいけない事だと思います。

私こういうのは一生忘れないタイプです。

日本人だから大丈夫という憶測で行動しない

先ず何よりも”日本人だから大丈夫という過信”に注意できていれば、上記のようなことは起きなかったはずです。

内定という意思決定をした企業側や、一番大事な就労ビザという点をクリアにしなかった人材紹介会社はダメダメです。

それはそれとして、海外の地で、過度に日本人・日系を信頼しすぎていたことと、希望に基づいて確認せず行動してしまったことが自分自身としての反省になります。

どうしても日本人が相手だと、あまり細かく質問するのは失礼とか、言わなくても大丈夫だろうとか、こんなの当たり前だろうとか、皆さん思ってしまいませんか?

海外にいる分、他の人種・国籍の人には気を付けて対応ができているのにも関わらず、日本人だという理由だけで安心感が生まれ、甘えや油断が生じてしまうこともあるかと思います。

これらの記事でも紹介しましたがアジア圏内で現地の人に巻き込まれる詐欺にあう場合、相手が日本語を話すという安心感もあると思います。

相手が日本人だろうが日本語を話そうが、一定の緊張感をもつことは必須だと思います。

ただし、マレーシアに住むのはしんどい、、、とは思ってほしくないです。日本にいようがマレーシアにいようが、様々な人に関わりを持ちますし、本来やるべきことをしっかりやっていくことは不可欠でその上でより良い人間関係、生活環境を作っていくことが大事だと思います。

そういう訳でマレーシアの10年間を遡るとすったもんだはそれなりにありましたが、現在は満足できる生活を送ることができています。

今回のポイントはとても大事だと思うのでマレーシアへの移住検討者、就職検討者は頭にいれて準備をして頂ければと思います!