皆さんこんにちは。
フットサルで酷い怪我をして、ぎっくり腰の痛みが戻ってきたかっしーです。
海外だからこそ健康って本当に大事です!!!汗
昨晩、クアラルンプールの某経営者の方々と飲んでいたのですが、最近のマレーシア労働市場で日本人求職者に見られる傾向性の話になりました。
最近は「幸せ、ボンビーガール」や「世界の年収400マン」という番組でもマレーシアが大きく取り上げられ、マレーシアいいじゃん!!!というような類の番組が放送されるたびに、”日本から渡航し、マレーシアで就職しよう!”という熱がぐーっっと上がる傾向があります。
実際、番組放送の夜はツイッターがマレーシア祭りになりますよね笑
番組の内容とマレーシアのリアルな現状を比較するとどうなのか?という点は、以前の記事を参考にしてもらえればと思います。
会話の中で、最近日本からマレーシアに転職で渡航される人達のある傾向に関して困っていることがあるということを言われていました。
マレーシアの地で若手求職者に何がおきているのか?
特に最近最近困っているとお話しされていたのは、”ちょっと言うとすぐ辞める”という点でした。
そもそも求職者と求人側との間でぴったり全てが合うということはないでしょうし、仕事内容の向き不向きもあるのは当然なので、求職者の立場から見れば、より自分にとって良い環境を探すことは至って自然なことだと思いますが、それにしてもちょっと注意したり、ちょっと失敗すると辞めてしまうことがあるのだとか・・・。
海外での雇用なので労働ビザ等も考慮すると、相当量の労力をかけて個人を育てようとしても、小さな逆境でいなくなってしまうという状況が続いているとのことでした。
辞めてしまうのは会社のせいなのか?
実は、今回の話だけではなく、複数の会社や人材紹介会社からも同様の話を聞くことが増えてきています。
中にはいわゆるブラック企業も存在していますし、<すぐ辞める=悪い>という構図にはなりませんが、それでも若手の求職者がマレーシアで急増している中で、すぐ辞めてしまうという傾向性は企業間で見られているようです。
企業の立場からすると人材獲得と育成の苦労の話で終わりなんですが、私はこれは求職する立場の観点からみると現在のマレーシアの労働市場の状況はチャンスだと思っています。
YOUは何しにマレーシアへ?のインタビュー記事で超有名外資企業を辞めてマレーシアにた方の紹介もありますので是非読んで頂ければと思います!
マレーシアで求められているのは、ガチな人材
なぜそんな環境が個人にとってチャンスなのか?結論からいうと、”ガチであるというだけで圧倒的に優位である”からです。
駐在員という任命を受けてマレーシアに来ている人達を今回は省いて考えると大きく分けてマレーシアにいる日本人は2種しかいません。
”ガチな人”と”腰掛の人”
この2つに分かれるだけです。
私自身、こじんまりとした規模感で仕事をしている身なので人を採用するということは基本しておりません。
今回の内容のような雇用の悩みを経営者としてもつことは正直無いのですが、マレーシアKL80年会という交流会を定期的に開催したり、日本人商工会議所で様々な方とお会いしたしります。
その中で、それなりの人数の若手の方と関わりを持つと、ガチの人のオーラがずば抜けて良く見えるし、そういう人はどんどんオファーの声が掛かかりより良い人や環境を自分自身に引き寄せていきます。
マレーシア就職とキャリア
あくまで一時的にマレーシアにいると決めてくる人もいるし、マレーシア滞在に向けてのモチベーションの高低に良いも悪いもありません。
結果的に私のように10年経ってしまう人もいるでしょうし、長くいようと思っても、事情により短くなってしまったという人もいると思います。
ただ、最終的な結果はどうなるにせよ、今まで見てきた中で生き生きしてマレーシアに住んでいるのは、ガチな人だと思いますし、より多くの人がマレーシアに住んでチャンスをつかんでいき、良い移住生活になると良いと思っています。
私はイチローが好きで、彼が言ってた言葉に、”ちょっとやってみてやめる人があまりにも多い。それはもうゲン担ぎと変わらない”というのがあります。
もちろん住環境や仕事環境など、合う合わないはあるんでしょうが、マレーシアに来たからにはしっかり踏み込んで取り組めばレベルアップができる国だと考えています。