ファイナンシャルプランニング

マレーシアでは年収400万で豪邸に住めるのか検証してみた「2019年2月版」

ここ数年マレーシアが日本のテレビ番組で結構な頻度で紹介されるようになってきています。

さすが11年連続日本人が移住したい国ランキング1位を取っているだけはありますね!!

マレーシア在住14年目の私は完全にその波に乗れた形になっております(完全たまたまですが)。

海外の日本人の生活を特集する番組として最もよく知られているのは「幸せ!ボンビーガール」という番組ではないでしょうか?

そしてもう一つ、海外に住む日本人の仕事や生活の特集番組を知りました!それが、「世界の年収400マン」というスペシャル番組。

2015年から不定期で放送されており、様々な国で年収400万の人が実は優雅な生活をしていて、なんなら豪邸に住んでいる!という当地での生活をレポートする番組です。

実際に過去に番組内で紹介されているのは、バリやキューバなんですが、過去にマレーシアも一部紹介されたようで、改めて検証してみようと思います。

かっしー
かっしー
果たしてマレーシアでは年収が400万の人はリッチでセレブのような生活はできるのでしょうか!?

結論として・・・

10年以上マレーシアに住んだ者としての答えは、

マレーシアで年収400万の人は、豪邸に住み、かつ、超優雅な生活をできるか?という疑問への答えは、、、、、

できない!!

が答えになるかと思います。

マレーシアは安いですが、そこまでは安くないと思います(ジョホールバルなどに行けば別でしょうか・・・)!!

ただし、様々な意味で豊かな暮らしはできると思うので、現地の物価やコストを抑えることができる要因などに関して見解を挙げていきます。

*今回は日本の番組に合わせて2019年2月時点での円換算での記述で内容を書いていきます。

生活するための固定費は圧倒的に安い

1.圧倒的に安い家賃

過去のブログでも一部触れていますが、賃貸のコスパがとても良いのはマレーシアの特徴ではないでしょうか?

豪邸とは言わずともまあまあ結構良い家に住ませてもらってますが、6万円前後で家賃は済んでいます。

私の場合はスーパーハードネゴをして頑張った結果ですが、そんなに頑張らずともでも日本国内の感覚から比べるとかなりコスパの差があるはずです。

2.非常に安い光熱費と携帯料金

こちらも別記事にて紹介しておりますが、光熱費がとても安いんです!

あくまで私の場合(独身)の生活の結果になりますが

水道料金500円・・・と、
電気料金1500円・・・で

終わりです!!

日本に比べたら圧倒的な安さですね。

また携帯電話は、私はDigiという会社のプランを使用していますが、かけ放題(インターネットも結構な量使える)で月々2000円程度です。

ただし電気料金はエアコンをどれぐらい使うかにかなり影響されます。

よく使う人は4,000‐5,000円くらいは簡単に超えると思います。

3.奇跡のNO相続税&住民税

マレーシアには相続税と住民税がありません。

長くマレーシアに住んでいるので友人の日本側の住民税の話にはまったくついていきません・・・。

相続税に関して言えば、敢えて相続税が無いことを狙ってマレーシアに移住してくる方もおられるようですが、単純にマレーシアに住み始めました、ハイ、相続税0%とはなりませんので適切なアドバイスを受けて行ってください。

現在の最低ルールは相続人と被相続人双方が相続税の無い国に住むということです。

マレーシア人の場合は、相続税が無いことを考えると例えば3世代に渡って1000万円を相続した時に、仮に定期預金に入れといたとしたら(現在約4%の金利)で、100年複利計算で5億円になります、、、意味不明ですね笑


11年連続移住先No.1の国マレーシア

↑の他にもマレーシアはやっぱり物価が高くないのがありがたいよなーと思うことは多々あるので、変なお金の使い方をしなければ、年収400マンの人であれば年間100万円前後は貯金できるのではないでしょうか?

ただし、注意すべきマレーシアの一面として、首都クアラルンプールのホワイトカラーの方々の給与は日本全体の平均給与に追いついているというデータもでています。

首都、またその近郊に住むと、昔ほど”安さが取り得”とは言えなくなってきるかもしれません。

現状の長期滞在のトレンドの一つとして、物価が比較的高くなってきている首都クアラルンプールを避け、ペナンやジョホールバル、イポーなどに住む方も増えてきています。

そのようなエリアでもクオリティの十分良い物・サービスが日本より安く手に入るのは事実です。

MM2Hのようなリタイアメントビザを取ってマレーシアに長期滞在される方や、求人も十分あるマレーシアにカップルで日本で仕事を辞めて移住してくる方々がいたりと、しばらくは現行の移住トレンドは変わらないのではないかなーと思っています!