YOUは何しにマレーシアへ?

YOUは何しにマレーシアへ?Vol.4~体のスペシャリストのYOU~

みなさんこんにちは、かっしーです!

今回はYOUは何しにマレーシアへ?の第4弾となり私が普段お世話になっている方のインタビューとなります。

今回のYOUとは、私自身は普段からそれなりに会っておりますしクアラルンプールで認知度の高い方なのでマレーシア在住の方であれば既に知っている方かもしれませんが改めて真面目にお話を聞いて参りました!

5年以上マレーシアに住まれており、その間に感じたマレーシアの魅力にも触れて頂きつつ、YOU自身の当地での仕事への想いなども語って頂きましたので是非ご覧ください!

阿和さんにとってのマレーシア

阿和さんの基本プロフィール
本名:阿久澤 真一さん
36歳男性
埼玉県出身
2014年よりマレーシア在住
骨格・筋のスペシャリスト

かっしー
かっしー
それでは本日はどうぞよろしくお願いいたします!
阿和さん
阿和さん
はい、よろしくお願いいたします!
かっしー
かっしー
とは言っても最近怪我が多くお世話になっているのでかなり“改めて”という感じになりますね。

まあでも、せっかくなので普段聞けてないようなこともお聞きできればと思っております。

阿和さんはマレーシアで何をされているんですか?

阿和さん
阿和さん
はい、改めてになりますが、クアラルンプールやその周辺にお住まいの方々に、日本式の整体施術を提供するため整体院を運営しております!
かっしー
かっしー
整体師の方って、マレーシアに言うほどいませんよね?
やっぱりかなり需要はあるんじゃないですか?
阿和さん
阿和さん
日本人の患者さん達からのご紹介であったり、日系のフリーペーパーで広告を出したりする中でクアラルンプール在住の日本人の方が良く利用してくれています。

最近では現地の方々にも少しずつ認識がされるようになってきておりおっしゃられている需要を感じることができております。

かっしー
かっしー
ぎっくり腰の時や肩を痛めた際には大変お世話になりました!

マレーシアに来る前も同様のお仕事をされていたんですか?

阿和さん
阿和さん
そうですね、マレーシア渡航の前は横浜にいましたね。

ある接骨院で修行しながら施術スキルを磨いておりました。

かっしー
かっしー
そういえば国家資格もお持ちだっておっしゃられてましたもんね。

マレーシアを選んでこられた理由を教えてください。

阿和さん
阿和さん
海外で整体師として働くことは常に自分の目標の一つであったのですが、海外に住んだ経験のない家族を連れての海外挑戦になるので「まずはアジアからだ」と思い、アジア圏内で英語が通じて、物価が高くなく、治安も悪くなく、就労ビザが比較的取りやすい、など複数の条件を考慮した時に当てはまったのがマレーシアでした。

後は、学生自体の先輩がマレーシアに滞在していて、色々と現地情報を教えてくれてそのことも理由としてあります。この点があるとないではやはり大きく違ったと思います。

かっしー
かっしー
私自身が学生として来た時にも知人が現地に住んでいてとてもお世話になったことを記憶しています。

最初の数日は家に泊まらせてもらったりもしました。

それが11年も前って時の過ぎる速さに自分でもびびります汗

来る直前直後の自身の感情など覚えてたりしますか?

阿和さん
阿和さん
実は鮮明に覚えています。10年来の海外移住の夢への挑戦でしたのでとてもワクワクしていたのを覚えています。ついにこの日が来たか・・・と。

後は、海外移住を応援・支援してくれた家族やお世話になった方々への感謝の気持ちでいっぱいでした!

かっしー
かっしー
不安という気持ちよりワクワクのほうが強かったんですね!

聞いといてなんですが、自分はあんまり覚えていません・・・。

おっしゃられているような感謝が足りないからかもしれません。ちょっと反省しようと思います・・・。

阿和さん
阿和さん
11年前だったらしょうがないと思うんですけども笑
かっしー
かっしー
ありがとうございます汗

実際マレーシアに来てどうでした?

来る前の印象と全く違うことなどありましたか?

阿和さん
阿和さん
そうですね、来る前の勝手な想像として覚えているのが、まずは、ありきたりなのかもしれませんが、青い海とリゾート、っていうイメージですね。

他には、イスラム教徒の多い国に住むということで毎日お祈りが大音量で流れて、毎朝その音で起こされるのではないかという恐怖は少しありましたね。

かっしー
かっしー
お祈りの声なので、うるさいとかいうと少々不謹慎かもしれませんが、実際モスクの近くに家があるととんでもなくうるさいですよね。

友人から引っ越しの話を聞くときには、近くにモスクがあるかないかの確認をするように言っております。

阿和さん
阿和さん
幸い現在私が住むエリアはモスクがないので穏やかな朝を迎えることができております笑

今となっては、時々出先で聞くお祈り・アザーンが遠くから聞こえてくると哀愁があって心地よくなります。

遠くから、っていうところがポイントかもしれません笑

黄昏時に夕焼けで染まる空の下で遠くから聞こえるアザーンは情緒すら感じます!!

もう一つ住んで思ったこととして、クアラルンプールでは開発地と住居地、自然がうまく融合しているように感じますし、とてもコンパクトで移動も楽ですし住みやすさを実感しています。

かっしー
かっしー
今お話されたことに若干被りますが、マレーシアに2014年から住んで感じた、阿和さんの感じるマレーシアの良いところ、また、うーんと思うところをそれぞれ教えてください!
阿和さん
阿和さん
まずは、マレーシアのご飯は私にとっては美味しいということですね。

口に合う合わないはあるのかもしれませんが、日本食や様々な外国のご飯屋さんもありますし、マレーシア料理自体も個人的には美味しいと思うものが多々あるのでその点はとても気に入っております。

もう一つ挙げると、マレーシアの人種の多様性でしょうか。

複数の民族がいる国に更に外国から様々な国の人が働きに来ているので外国人として住む居心地の悪さを感じることがありません。反対に、うーんと思うようなタイミングは実際頻繁に起こりますよね。

でも、それでマレーシアが嫌になるってことはないので、それほど気になっていないのだと思います。

最近では、愛すべきマレーシア精神になってきております!!

かっしー
かっしー
愛すべきマレーシア精神!いいですねー!

そうなると日本に帰った時などに逆カルチャーショック的な現象って生まれませんか?私は都内で飲んだ後に電車に乗ると気絶しそうになります・・・。

阿和さん
阿和さん
それすごいわかります笑

インタビューを受けている側なのでもう少々真面目な回答をすると、マレーシアは色々な事柄がゆるゆるなところがいい所でもあり、悪い所でもあると思います。

ゆるゆるなところに助けられることもあれば、逆に嫌な気持ちになる事もあります。

これは完全に個人の好き嫌いだと思いますが、日本のように全てがルールできっちりと管理された社会の中で、ルールが絶対!という環境よりも、「本当はルール上で○○だけど、このケースだったら大きな問題ではないので今回はOK!」的な軽いノリが気持ちを助けてくれる事があるので、ぼく個人的にはマレーシアのゆるさがとても好きです。

その分自制・自己コントロールがとても試される環境ではあると思っています。

かっしー
かっしー
真面目な回答ありがとうございます!最後になりますが、阿和さんが現在挑戦していることを教えてください。

それと整体師としてマレーシア在住の日本人の方々やこの記事を読んでくれている方々に
体のプロとしてアドバイスなどもあればお願いいたします!

阿和さん
阿和さん
現在挑戦していることとしては、地域医療へ少しでも貢献できるよう、常に治療技術の向上を目指して日々勉強、実践しているということです。

また、1歳の息子の子育てを奥さんと協力して日々チャレンジしてます。

個人的にはもっともっと素晴らしい治療家になれるよう修行を重ねていきつつ、今持てる能力を全て発揮して患者さんの悩める症状を少しでも改善させていけるようこれからも全力で施術していきたいと思っています。

整体師としてのメッセージやアドバイスに関しては、「その日の疲れはその日のうちに取る」ということがとても大切だと思っており、意識的にストレッチやエクササイズを習慣化することはとても重要です。

歯磨きや食事などの習慣化された行為のように、たくさん使った部位の緊張を取ってあげることを習慣化できれば、四十肩やぎっくり腰に代表されるような肩や腰の痛みの発生率はかなり下げられるはずです。

家や車もメンテナンスが必要なように人間の体も適度なメンテナンスを行うことは必要不可欠で、セルフメンテナンスの指導もさせていただいております。

当院に既にお越しいただいております皆さまも、そうでない方も、以上のことに気をつけて健康なマレーシア生活を送って頂ければと思います!

かっしー
かっしー
私もかなりの回数診てもらっている中で、セルフメンテナンス・トレーニングも教えてもらって実践しております。

どういう癖がある、とか、自覚していない姿勢の問題など、プロの視点で体にアドバイスがもらえるのでとても助かっております。

質問は以上となります。阿和さんありがとうございました!!

マレーシア在住のガチ整体師

実は阿和さんは以前こちらの記事でも紹介しました。

過去の記事内で少々触れていますが、私自身激しいスポーツが好きなので故障がとても多い人間です。

怪我の一つとして肩鎖関節の損傷がありました。

一般的にどのような治療方法があるのかや定説的な回復プロセスなど説明してもらった上で阿和さんが「僕も同じ個所を怪我したことがあって、見た目を気にしなければ手術は全然必要無かったんですけど治療する立場として手術を受けてみたんですよね」と言っており私としては手術なんて基本避けたいものなのでそういうプロ意識というかこだわりに純粋な驚きを感じました。

私も超長期移住の前提でマレーシアに住む中、また、1年ですぐ帰れば良いと思う人達も少なくない中、このようなガチ勢が少しずつ増えているので私としてはとても嬉しい限りです。

今後ともどうぞよろしくお願いします!