みなさんこんにちは、かっしーです。
今回は“YOUは何しにマレーシアへ”のVol.3です!インタビューをさせてもらった今回のYOUよりマレーシアへの想いを沢山お聞きできた回となりました♪
ありがとうございました!
私からしてもなるほど、と思うことが多々ありました。マレーシア進出・就職を考えている方にも大変参考になる内容になっていると思います!
ある程度のボリュームになりましたのでさっそく今回のYOUの紹介とインタビュー内容に移って参ります♪
渡部 葵(わたなべ あおい)さんにとってのマレーシア
渡部 葵(わななべ あおい)さんの基本プロフィール
25歳女性
福島県出身
マレーシア在住歴は3年前後
マレーシアの好きなところは実は話が早いところ!!
顔出しもありがとうございます。
このコーナーに自作自演疑惑が発生する前に顔出しをしてくれる方がいてよかったです♪笑
はい、よろしくお願いいたします!
私自身、新卒でマレーシアに来てお仕事をさせていただいているのですが、マレーシア留学の1年間のおかげである程度の土地勘や物価感覚、文化の差異などを理解した上でスタートすることができました。
私自身マレーシアに来たのが2008年で、今と違って日本のテレビ番組などでも紹介されていたことはほぼ無かったはずなので、全然想像がつかないままの渡航だったのですが、マレーシアに初めてこられる前はどのようなイメージを持っていましたか?
結構都会なんだろうなーというイメージを持っていました。
大学生の時に、企業研究や株価算定の勉強をしていた折、分析した上場企業がマレーシアに工場や店舗を所有していることがわかり、日系企業のマレーシア進出が全く物珍しいことではないということと、それに伴って日本人も多く住んでいることが想像でき、比較的住みやすい環境がマレーシアにはあるというイメージを当時持っていました。
実際に住んでみると思った通りで住みやすい国でした!!
移住先No.1の国を12年連続で取り、今となっては日本人に取って住みやすい国であることは誰もが知るような話ですもんね。
テレビでもよく紹介される国で、先日の、世界の年収400マンや、過去の幸せボンビーガールで、マレーシア特集がされてましたね!
とはいえ、日本の大学卒業後、いきなり新卒でマレーシアっていうのは前例は決して多くないルートだと思うんですけど、渡部さんの海外就職の理由は何だったんですか??
二つ目は、“ビジネスを通して、より多くの人に豊かさを与えたい”という目標があったからです。
わたしが就職した会社では主にマレーシアへ大学進学や親子留学で来られる方のサポート、そしてマレーシアにレストランを開きたい方のお手伝いなどをしていました。
ここに2年もいれば現地のネットワーク作りと日本からの需要を学び、自身でもビジネスができるのではと思い、入社を決め、今は周りの方々のおかげでそれが少しずつ実現できるようになってきました。
何故そのような想いに至ったのか、特に理由などはありますか?
その様子を目の当たりにして高校生ながらに考えたことは「働くことが人の生活も心も豊かにする。そのための雇用を生むにはビジネスをつくりお金を稼ぐことが必要だ」ということでした。
あれから8年経ちますが、今もその価値観は変わっていません。
現代では「いかに働かずしてお金を稼ぐか」をテーマに、例えば仮想通貨で一攫千金を得た方も多いと思いますが、わたしは「商いを通じて、心も身体も豊かな生活をより多くの人に実現する」ことにこだわっていきたいと考えています。
こういう考え方はもしかしたら少し古臭いのかもしれませんが!!
渡部さん自身の目標・ミッションを遂行する場としてマレーシアを選択されていますが、他の国ではなくマレーシアを選んだ理由にはどのようなものがありますか?
ただ、実際には日本国内でも就職活動は一通りしたんですよ!化粧品メーカーや銀行、商社などから内定を頂いていたのですが、第一志望の企業はダメだったんです。
その時、改めて自分の人生に考えることとなり、海外で仕事をするという結論に至りました。
今でも決して安易なものとして見ることはできないと思いますが、就労ビザに関してのお考えを教えてください。
今現在、マレーシアの就労ビザは日に日に取得が難しくなってきています。
ビザが取得できなければ、もちろん当地で仕事をすることはできません。海外で働きたい!と思っている方からすると、自身で海外就職するのが一番の近道と思っているかもしれませんが、駐在員としての海外に来られたほうがビザ取得の確実性も上がり結果として近道かもしれないとも今では思っています。
仕事を前提としてマレーシアに来る方法は、原則、自身で海外就職をするか、駐在員として来るか、もしくは法人設立の3つのどれかになります。
自身で就労ビザのことを十分に勉強するのと同時に、何のためにマレーシアに来るのかをしっかり考えた上で、自身にとって最善の形を選択してほしいと思います。
例えば今の大学生の一部は海外留学をリスクと捉える人もいるようですし、海外挑戦も、人によってはリスク過多で検討事項にも入れないというのも決して少なくないですよね。
言い方を帰れば、目的感というかマレーシアでこうしたい!と渡部さんの中では明確化してマレーシアに来られていたということですが、恐怖心というか、渡航に際してネガティブな感情はありませんでしたか?
ただ、「まあ、なんとかなるだろう」とあまり何も考えてなかったのかもしれません笑
ダメだったら日本で別の形で頑張って行ければいいくらいな感覚だったと思いますし、どんな形であれ、元気な姿を家族や友人に見せることができさえすれば、それ以外のことはさほど心配はしていなかったと思います。
私自身は根はとてもネガティブなので、物事を考えるときにうまくいかな状況をすぐ想像してしまうんですが、結局何かやる時は、準備さえしてしまえばあとはなるようにしかならないと開き直ってここまでやってきた気がします。
マレーシアに来て10年以上たっても不安なことは全然ありますし笑 ちょっと今更ですが、お仕事って何をされてるんですか?
マレーシアには数多くのエージェントがいますが、それぞれ強みとする分野が異なります。
みなさんのマレーシアに住みたい理由やその目的などを私の方でしっかりとヒアリングさせていただき、そのうえで適切なエージェントさんをご紹介しています。
また、個人で運営しているブログでは、マレーシアでのライフスタイルや旅行先のオススメスポットなどを紹介しています。美容院やレストランなどからのスポンサーを受けて、実際にサービスや商品を利用した感想などを書いています。
いずれも自分が良いと思ったものだけを記載していますが、これからマレーシアに来られる方、検討されている方などコアなファンの方々に呼んでいただいているので、反響はとても大きいです。
検索トップの記事などもあるので、ブログを見ていただいてスポンサーを検討していただける方も大募集しています!!
エージェントって基本現地の方々であれば誰でも出来るわけで、その中から仕事をしっかり完遂してくれる人たちや、ぼったくりの無い人たちを探すのって実際物凄い手間ですし、更に英語やマレーシア語がある程度できなければ、正しく選別することはほぼ不可能ですよね。
スタンダード&プアーズの格付け審査ならぬ、渡部さんの格付け審査によって信頼できるエージェントが選定されていくってことですね!!
スタンダード&プアーズと聞くとかなり大げさですが、取り組んでいることは正にそういうことですね笑
留学の時の滞在も含めて、マレーシアに住み始めて時間が十分経過した中で、渡部さんが考えるマレーシアの好きなところ・嫌いなところをそれぞれ教えていただけますか。
嫌いということからは少しずれるかもしれませんが、少し困ったことを挙げると、勤務先で働くローカルスタッフをイメージしてほしいのですが、特に女性の場合、「同性からの嫉妬」は抱かれやすいと思います。
過去に私のお給料が全スタッフに公開されるという前代未聞な状況が起こってしまい、その後スタッフからは無視されました。
同様に給与差が原因で、現地の女性スタッフから嫌がらせをされたり、無視をされたりしたと聞いたことがあります。
そういうことが起きるとなかなか気持ち良くは働けないですよね。
一つ目は、他人に“過度な過度な干渉をしない”という点です。
マレーシアは人種の観点でマレー系、中華系、インド系と分かれており、異なる人種・宗教・民族・文化が存在しています。
日常生活レベルの分かりやすい例を挙げると、服装や食が異なります。「そもそも自分と相手は違う」ことが前提にあるので、「あなたはあなた、わたしはわたし。好きなように生きたら良い」と、良い意味でドライな部分があると思います。
もちろん「やるべきこと」「やってはいけないこと」は共通して存在しますが、他人からの「こうすべき・ああすべき」という意見ではなく「あれもいいけどコレも良いよ!」と基本ポジティブな思考はとても好きです♪
もう一つ是非シェアしたいこととして“仕事の話が早い”という点です。
普段華僑のコミュニティでお仕事をさせてもらうことが多いので、余計にその恩恵を受けることが多いです。東南アジアと聞くと「仕事ができない」というイメージが先行する方も多いと聞きますが、わたしの周りは優秀な方がとても多いです。
お仕事を一緒にさせていただきながら、華人の仕事のやり方・進め方、ビジネスとはなんなのか、お金になりそうならまずはトライしてみるハングリー精神など、様々なことを学ばせてもらっています。
やってみることをリスクと捉えない華僑の方々の行動力は見習うことが多いです。日本人の場合は、勉強して知識をつけて終わり、っていうパターンが多い印象がありますが、知識をつけることが最終目的地ではなく、実生活に生かす、仕事に生かす、という姿勢に常に触れられることは私自身もマレーシアに住んでいて良かったと思えることの一つです。
お仕事の話も含めてになるかもしれませんが、今渡部さんがマレーシアで生きている中で意識していること、また、挑戦していることなどあれば教えてださい!
ありがたいことに、様々な方々から様々なお仕事を頂戴するようになり、ご縁と運でマレーシアの地で生かせてもらっています。特にここ最近は、現地の方々からの仕事の依頼なども頂くようになりました。
皆さんからこうしてお話を頂く分、私がお返し出来ることは結果を出すことで、結果を出すためには何でもやってみるしかないと思っております。
マレーシアに住んでいると、現地の人のエネルギーというか純粋な欲というか、経済的な成長・成功への熱を多くの場面で感じます。
新しいものやサービスが生まれたり、外国から入ってきたり、常にトライ&エラーが発生していて、個人レベルの行動量がとても大事な国であるということを私も感じています。
最後になりますが、マレーシアと渡部さん自身のアピールをしていただけますか!?
自分の好きな場所で、やりたいように仕事をする。ほぼ毎月、海外旅行もしくはマレーシア国内旅行にも行っています。
新卒海外就職でいえば、「どの企業に就職するか」を考える前に、「どこで生きていきたいのか」「どんな人生を送りたいのか」を考える機会があっても良いと思います。
● 海外で働いてみたいと思いながらもこれまでチャレンジできずにいた方。
● 子供の教育のためにマレーシアへ移住したいという親御さんの思い。
● 少しでも今ある資産を有効活用したい。
● 南国での海外生活をしながら今の仕事を続けたい。
● 海外で自分の店を持ってみたい。
いろんな思いを叶えてくれるひとつの場所としてマレーシアがあり、海外就職や親子留学、MM2H(ロングステイビザ)、法人設立などの方法があると思います。
私自身がたくさん失敗してきただけに、これから来るみなさんには最適な選択をしてもらえたらと思います。少しでもお手伝いできることがあればぜひ、お気軽にご相談いただければ幸いです。
マレーシアでお待ちしています!
ありがとうございました!!
渡部さんに質問などあればブログを是非チェックしてみてください♪
(現地家族と集まっての旧正月のお祝い)
マレーシアと深く繋がる
マレーシアの地で“自分の形”を持って頑張っておられる渡部さんにお会いしてとても触発を受けた今回のインタビューとなりました。
良い悪いで話をしている訳ではなく、ふらっと腰かけで来られる20代の方が少なくない中で今回のYOUのように実際に現地の方々と深く関わっておられる方の経験は、リアルな、リアルな声であるように思います。
ルールや制度が明確化されていなかったり頻繁に変わるマレーシアのような国で蓄積される経験は非常に重宝されるのではないでしょうか。
私も負けずに頑張って参ります!!
“YOUは何しにマレーシアへ”のVol.3は以上となります。
ありがとうございました!