こんにちは、マレーシア在住ファイナンシャルアドバイザーのかっしーです。
先日、ファイナンシャルアドバイザーの仕事をしている自分にとって感動する調査結果を目にしました。
アメリカの調査ではありますが、2,000人を対象に調査したところ、ファイナンシャルアドバイザーと一緒に人生設計をしている人達・家族の方が、そうでない人達よりも、満足度・幸福度が高いという結果でした。
なぜそのような結果になるのでしょう?
人生の満足度とファイナンシャルアドバイザー
ノースウェスタン・ミューチュアルの調査結果
人生の満足度、や、幸福度、という単語を並べると内容がぼやけるかもしれませんが、調査結果を見るとファイナンシャルアドバイザーがいる人達・家族の人達の方が自信があり、より金銭的・経済的に安定した生活を送っているということです。
また、ファイナンシャルアドバイザーとの信頼構築により(ファイナンシャルアドバイザーが的確な助言をできることが前提になりますが)、浪費が少なくなったり、人生の優先順位を一緒に考えたりと、より計画性がある人生、またそれに伴い安定のある生活を送っている人が多いとの結果でした。
調査内で90%以上の家庭が、家庭の幸福と経済的安定性は直接的に関わっていると回答しており、経済的安定性の課題に向き合い解決することが人生の満足感に繋がることは容易に想像できます。
また、ファイナンシャルアドバイザーがいる家庭の70%弱は、家庭の経済状況・安定性に満足しているという回答をしている反面、ファイナンシャルアドバイザーがいない家庭の満足度は30%に留まるという調査結果になりました。
私がアドバイザーとして感じること
相談、、、と言うと大げさな表現になるかもしれませんが、そもそもお金の話をしづらいというのは日本文化の一つの特徴だと思っています。
親子同士でもそんなにお金のことを話さない傾向がありますし、夫婦間であってもなんとなく成り立っているということが少なくないのではないでしょうか。
ご家族とお仕事をさせてもらっている時に、ファイナンシャルアドバイザーとして価値が発揮できているなと感じる時は、
- 第三者がいると夫婦間・家族間の対話スムーズにやり取りが進む。
- お金のことを細かく言われたくない人も、アドバイザーなら無理なく聞ける。
- 気になったことがあったら、サクッと質問できる相手になる。
- お金に直接関係ないことも相談できる。
など、総じてコミュニケーションがより円滑に進むため、夫婦間・家族でしっかりと家庭内のことをレビューできる、というポイントはやはり大きいと感じています。
私自身も確かにお金に直接関係ないことも相談されたりしますね!
良いファイナンシャルアドバイザーとは?
自分がどれくらいの程度のファイナンシャルアドバイザーなのかの判断も難しいところではありますが、第一前提として、アドバイザーなのかセールスマンなのか、という視点は大事かと思います。
自身にとって都合の良い商品ばかり推す、、、ということばかりする金融サービス業界の人は決して少なくありません。
それなりの情報を与えて商品を魅力的に見せることは難しくはないとは思いますが、知識・経験の面でも信頼できるかという観点で、相手に都合が悪そうなことも含めどんどん質問してみるべきと思います。
また、コミッションオンリーのビジネスをしている人にも注意が必要かもしれません。
10年間関わっているお客様よりも次の新しいお客さんが大事、、、というおかしな構造で金融商品を紹介している人は決して少なくありません。
双方が人として関わる要素もありますし、契約の構造としてサステイナブルなのか、人として長期で関わりたいか、という観点で選ぶべきではないでしょうか。