資産運用

2021年『International Investment Awards』の発表!

先日、2021年のInternational Investment Awardsが発表されました。

この賞は国際的な資産管理・運用、アセットマネジメントにおいて、国際レーティング機関や顧客・投資家の観点から採点され授与されるもので、やはりそれなりの影響力がある賞です。

分野別にAwardが授与され、当社でも使用している金融機関や国際金融センターが多く表彰をされていたので紹介いたします!

かっしー
かっしー
毎年この賞をチェックしていますが、近年特に目につくのは後述するプラットフォーム口座プロバイダーの存在です!

2021年のInternational Investment Awards

最優秀『国際金融センター賞』

世界各国には様々な国際金融センターがあり、海外移住生活を送られる多くの方や、国際的な資産管理・運用をする方、リスク分散の観点での資産分散管理に利用しています。

数多く存在する国際金融センターの中でランキングが存在し、機関投資家・個人投資家の資産が守られる法整備であるか、社会的な不安定さがないか、長期展望で資金を管理する地として安心・安定できるか、などの観点で判定されます。

最優良”国際金融センター”として選ばれたのは

  • Isle of Man(マン島)- Best International Finance Centre
  • Jersey(ジャージー)- Highly Commended

の2つです。

当社でも主にこの2つの金融センターをお客様の運用サポートに利用しており、資産の保全性の観点で安心できるということがやはり大きなポイントになります。

機関投資家・個人投資家に対してしっかりとKYC・DDを行っており、金融センターが犯罪を目的とし悪用されないための取り組みが行われています。

また、資産の隔離管理義務が順守されることも条件であるため、万が一にもマン島やジャージー登録の金融機関が倒産することになっても、個人資産が隔離管理され守られるということは、中・長期管理においては圧倒的に重要と考えています。

最優秀『プラットフォーム口座賞』

プラットフォーム口座(通常はプラットフォームという言い方をします)は、近年富裕層に最も使われている運用携帯の一つです。

資産運用・投資をすると、「何かしら隠れたコストがあるんじゃないか??」と思う人がもしかしたらいるかもしれませんが、隠れたコストを発生させないための運用口座です。

また、何年運用しなければならない、、、という運用契約が存在せず、高度の融通性を保ちながら運用を開始・継続することができます。

その他にも、Clean Shareという形式やModelという形式で運用することもでき、通常個人が利用できるものよりも更にコストが落ちた形式で運用をすることができます。

今回最優良”プラットフォーム口座”に選ばれたのは

  • Ardan International – Best International Platform
  • Novia Global – Highly Commended

の2社が提供するプラットフォームです。

私が上記のようなプラットフォーム口座をお客様の運用のために利用する際には、0%コミッションで運用サポートを行っており、年間管理費用のみのコストの立て付けとなっています。

海外在住者の資産運用サポートで0%コミッションでサポートをしている日本人ファイナンシャルアドバイザーは、私が調べた限り現状私以外にいないと思います。

通常300,000USドル相当以上の運用の場合にプラットフォームは利用しますが、すでに何かしらの運用・サービスをさせてもらっているお客様には運用額に縛りなくサポートを行っています。

最優秀『プライベートバンク賞』

銀行からは

  • Standard Bank Offshore Group – Excellence in Private Banking

が選ばれました。

当方でも同グループのStandard Bank Internationalが提供する個人用口座のサポートを行っており、どちらかといえば普段使いのための銀行ではなく国際金庫のように使うイメージで勧めている銀行です。

日本人ユーザーにとって少し難点なのは、ある程度英語で会話が成り立たないと口座開設できない点です。

私自身も時々ではありますが日本国内で引き出しが必要な時に国際デビットカードでゆうちょ銀行やセブン銀行のATMから引き出しをすることもあります。

最優秀『保険型運用賞』

国際立て付け(国境・居住国に影響されない)運用では、保険型の運用も多く利用されます。

多くの提供会社で”Beneficiary(受領者)”を設定できるのも特徴です。

このカテゴリーでは

  • IFGL Group – Best International Life Group
  • Quilter International – Highly Commended

が選ばれました。

どちらの企業も一括運用型のポートフォリオボンドという形で当社でも利用可能で、ある程度契約内容をいじることもできるので、必ずしも契約(運用期間)でガチガチになる商品になるとも限りません。

最優秀『保険プラン賞』

長期海外生活で家族や自身を守るための保険プラン(Protection)のカテゴリーでは

  • Zurich International Life – Best Protection Plan
  • Canada Life – Highly Commended

が選ばれました。

私自身が東南アジア圏のマレーシアに住んでいるということと、私のお客様の多くがマレーシアを含む近隣諸国の在住者であるため、それらの地域での使いやすさやそもそも加入できるかなどの点を加味し、生命保険にはUnisure Groupのものを使用しています。

一度加入すればどこの国に異動しても継続加入に問題がなく、何よりも費用対効果の良い生命保険を提要しているのが特徴です。

最優秀『投資・アセットマネジメント賞』

このカテゴリーからは

  • Tilney – Best International Discretionary Fund Manager
  • Rathbones and LGT Vestra

が選ばれました。

当社でもIFGL GroupやQuilterで提供されるポートフォリオボンド(要は運用口座)を経由し、Tilneyのアセットマネジメント・ポートフォリオ管理で運用を行ったり、

プラットフォーム口座を提供するArdanやNovia、Praemiumを経由しTilneyの運用を行うことは非常に多いです。

運用形態やどれくらいのリターン・リスクを目指すかにより実際に使用する内容は変わってきますが、以下はTilneyポートフォリオの一例です。

国際商品・プランの利用

将来どのようなキャリアになるか、どこに住んでいるか、などの”未来がどうなっているか”は誰にも予測できません。

そのような未確定要素がある中、海外に長期移住される方、海外就職される方、一度ではなく数度の海外赴任の可能性がある海外駐在員の方、私のように日本は旅行でいいと思っている方、は存在します。

将来どうなるかわからないから今は何も準備をしない、、、という人に時々お会いしますが、将来どうなるかわからないのはいつでも同じです。

20代の時には30代どうなっているかはわかりませんし、30代から40代、40代から50代、となっても基本それは変わりません。

国際性の伴った生活やキャリアにしたいという自身の希望と、それに伴う不確定要素の双方をカバーしながらライフプランニング・人生設計を行えるのが国際商品・プランの特徴です。