マレーシア生活

マレーシアCMCO中に許可されるスポーツ活動

マレーシアでは活動制限令MCOからCMCO(条件付き活動制限令)への移行期となっています。

州政府も連邦政府の決定に従い始めていて、近いうちに全ての州でCMCOが開始されることになります。

CMCOの期間、MCO期間中には許可されなかったスポーツ活動が解禁となります。

ただし、これは条件付きとなっているので十分に気を付けて行ってください。

現状全ての小さい項目に条件を付けられる訳ではないので、法の抜け穴を狙うようにこれならいいんじゃない?と自己解釈する人がいます。

モントキアラジョギング事件で逮捕された日本人もいましたが、まだ連邦政府と州政府が100%足並みを揃えられているわけでもないので、”グレーであればやらない”に徹することをおすすめします。

以下、在マレーシア大使館の情報を参考にしつつ、CMCO期間に許可されるスポーツ・条件をご紹介します。

CMCO中に許可されるスポーツ活動

スポーツイベント・講座は開催できるか?

スポーツのイベント・講座の開催はCMCO中はできません。

スポーツ省の認めたスポーツ活動につき(国家代表チームなど)・またSOPを遵守している条件でのみになります。

なので、マレーシアに住んでいる一般的な日本人はイベント・講座の開催は不可と考えるべきです。

自宅がある州から越境して他の州でスポーツをして良いか?

原則禁止されています。

州の越境に関して細かいアップデートがされていますので、100%大丈夫と言える状態になるまでは州をまたいでのスポーツ活動は避けてください。

個人スポーツは許可されるか?

バドミントンなど身体接触のないスポーツ、且つ屋外のスポーツであれば、朝6時30分から夜7時までの間で許可されます。

屋外であればスポーツイベントを開催できるか?

屋外・屋内に関わらず、CMCOの間はいかなるイベントの開催は認められません。

ルールが州政府や地方自治体が違う時はどうすれば良いか?

原則連邦政府や州政府の決定に従わなければならないですが、もし地方自治体が州政府や連邦政府よりも厳しい条件を課すときはそれに従わなければなりません。

現状このような状況は多方で発生しているので、慎重に行動しましょう。

家族とジョギングをしても良いか?

家族とジョギングをすることは認められていますが、SOPを遵守し、お互いの距離感に十分気を付けてください。

サイクリングは認められるか?

イベントではなく個人のレベルで行う限り、また、自宅がある州内に限りサイクリングは認められます。

サッカーは認められるか?

物理的接触が無ければ、また10名を越えなければOKとされていますが、私個人的にはサッカーはCMCO期間は避けた方が良いと考えています。

”団体競技”と判断されやすいため、また連邦政府と地方自治体の考え方が統一されていない状況であるため、問題視されることも十分ありえるのではないでしょうか。

これはサッカーに限らず全ての団体スポーツに言えるのでお気を付けください。

釣りはできるか?

ボートではなく、海外や川の土手からであれば許可されます。

養殖池での釣りは禁止されています。

州をまたいでゴルフ場に行って良いか?

自宅がある州から他の州に行ってのスポーツはゴルフを含め禁止されています。

現時点において、まだ州の間でCMCOの解釈・厳粛さにおいて差があるのでゴルフをする人は十分に気を付けてください。

慎重な判断・行動を

現地の人でもどう判断すれば良いかわからないことも多々発生しています。

連邦政府、州政府、地方自治体で方針は異なっていますし、足並みが完全にそろうまでにもうちょっと時間がかかりそうです。

なので十分に下調べしてOKという状況でない限り、グレーゾーンかもしれない、、、とちょっとでも思うのであれば避けるべきと考えます。

MCOからCMCOとなり自由度が上っているとは言え、同時にEMCOが強化されたりと、まだまだ厳粛さは変わってはいない状況です。

マレーシア在住の外国人の立場として厳しく判断されることもあるかと思うので、日本大使館や商工会議所などで最新の情報を取得しつつ注意して行動をしましょう。