ファイナンシャルプランニング

マレーシアでの医療保険は皆どうしてるの? -国際医療保険の使用例-

皆さんこんにちは、マレーシア在住のファイナンシャルアドバイザー、かっしーです。

前回の記事で、マレーシア現地で加入できる最低限レベルの医療保険の1つを紹介いたしました。

今回は、かなりしっかりしたもの、ある程度予算があるならこれくらいあればかなり心強い!と思えるものの紹介です。

国際保険会社の観点で、この国は受付可能、この国は不可、のようにそれぞれ独自の線引きをしております。

マレーシアを含め、東南アジア・アジア圏、基本アメリカ以外は、今回ご紹介する保険と↓記事の”Globality Health”のどちらかでほぼ対応可能です。

お問い合わせを頂く際には、保険内容そのもの以外にも、居住国も影響しますのでその点のご理解をお願いいたします。

なぜ国際医療保険プランなのか?

まず、大前提として多くのマレーシアのローカル医療保険は(マレーシアに限らず、多くの国のローカル医療保険も同様のことが言えますが)、原則、現地で使うことが大前提とされています。なので、第三国に滞在中、もしくは日本帰国中、となると保険の保証能力は無しか、かなり限定的になります。

また、高度医療になってくると、ローカルの保険会社の医療保険プランでは保障額が限定的で、手術内容や入院期間によってはあっという間に保障される限度を超えてしまうことも考えられ、どうしても”お守りの域”を超えません。

なので、海外で生活を送る中で、より広くカッチリと自身や家族の生活を守りたければ高度な国際医療保険プランが必要不可欠になってきます。

William Russell (ウィリアム・ラッセル)の医療保険プラン

今回紹介するのは、William Russell(ウィリアム・ラッセル)というイギリスの保険会社です。

複数ある医療保険プランの中で、最も私が費用対効果の良いプランと思えるもののなかから一つ、”Essential Care Plus プラン”について紹介します(こちらは加入時点で70歳未満である必要があります)。

マレーシアの主要総合病院はほぼ適応されます。

保険料の目安は以下のようになります。USD建て、毎年の支払い、250USD Excess付(これは後半で説明します)を前提条件とします。

年齢

年間保険料

年毎更新 – (250USD Excess)

18-24      1,526 USD
25-29      1,676 USD
30-34      1,815 USD
35-39      1,967 USD
40-44      2,352 USD
45-49      2,831 USD
50-54      3,591 USD
55-59      4,406 USD
60-64      5,502 USD

このプランと比較して保険グレードの多少の上げ下げが可能で、それ次第で保険料も上がりも下がりもします。

保険料はなるべく抑えたい、、というのは多くの方が望むことだと思いますし、その場合は、一番大事なところのみをカバーするもの(入院や手術用)で保険料は大きく変わります。

Essential Care Plus プランで適応される国・地域は?

適応対象外の国・地域

アメリカ、カナダ、カリビアン諸国、ロンドン地区

条件付きの適応対象の国

EU諸国、アンドラ、チャンネル諸島、ジブラルタル、アイスランド、グリーンランド、リヒテンシュタイン、モナコ、ノルウェー、サンマリノ、スイス、オーストラリア、中国、香港、日本、マカオ、ニュージーランド、シンガポール、台湾、以上の国は、3カ月以内の滞在、且つ、予期せぬ病気や事故の場合に適応される。

Essential Care Plus プランの保障内容は?

年間保障金額を”500,000 USD”とし、

入院費用

*入院の際の個人部屋の使用
>全額適応

*治療費全般
内科医、外科医、診察・診察全般、レントゲン、麻酔医、薬など
>全額適応
*入院を伴う親知らずの処置も含む

*保護者の病院滞在費用
入院患者が18歳未満の場合>全額適応

*救急車費用
>1,600 USD/年

がん治療

*化学治療、放射線療法、免疫療法、薬、などのがん治療全般
>全額適応

*遺伝子検査
>6,000 USD/年

臓器移植

臓器移植、またそれに伴って関わる費用(事前事後テストや薬を含む)
>全額適応

ドナー費用
>25,000 USD/回

人工透析

人工透析治療費
>全額適応

形成外科

*過去2年以内の事故やがん治療による容姿を整えるための形成外科治療
(もともとの治療がウィリアム・ラッセルの保険により治療費が発生したことを前提とする)
>全額適応

先天性疾患

*先天性疾患治療費
精神科医治療を含まず、保険加入時時点に置いて、治療を要する兆候が出ている場合には、適応されない。
> 40,000 USD(保険加入期間に関わらずこの額まで)

注:通院でこの適応を受ける場合は、入院を前提とし、退院後最大90日までが適応期間となる。

HIV/エイズに対する治療

HIV関連病に対する処置・治療
>1,000 USD/年
注:加入後最初の2年間は適応されない。

医療器具

*補綴(体内)
関節、血管、心臓弁、心臓ペースメーカーなどの体内インプラント費用
>全額適応

外来診察・治療費用

>適用額10,000 USD/年

*基本的な診察・治療一般治療(内科・外科)、専門医による診察、処方薬、放射線医療
>全額適応

*緊急病棟治療
>全額適応

*外科手術・処置
>全額適応

*先進医療器具による診察
MRI、CAT、PETスキャン費用
>全額適応
注:スキャンが必要という医師よりのレターが必要となる。

慢性症状

*本保険により適応された症状が再発した際の治療
>10,000 USD/年
注:通院でこの適応を受ける場合は、入院を前提とし、退院後最大90日までが適応期間となる。

*慢性症状を安定させるための処方薬や診察の費用
>1,000 USD/年

終身医療

>50,000 USD
(保険加入期間に関わらずこの額まで)

*ホスピス・緩和ケアに必要な治療  
>終身医療の支払い可能最大額まで

*人工延命措置
人口延命措置が開始されてから8週間経過した後に適応される
>終身医療の支払い可能最大額まで

*植物人間・脳損傷
措置が開始されてから8週間が経過した後に適応される
>終身医療の支払い可能最大額まで

産婦人科

*妊娠合併症
>5,000 USD/年
注:妊娠開始とされる時点が、加入から10カ月経っていることが前提となる。

ここまでがEssential Care Plusの概要となります。

これ以外にも複数プランがあり、予算や保障額、ライフスタイル等々、求めるものは様々かと思いますが、ウィリアム・ラッセル保険会社の中で、一通り見た中で最もコストパフォーマンスの良さそうなものを紹介してみました。

支払い頻度や住んでいる国、前述で触れた”250USD Excess”を使用するかしないか(年当たりの保障額の最初の250USDだけは自己負担するという特約でこれを使用することによって保険料そのものが下がってくる)によっても保険料は変わってきます。

海外在住だからこそしっかりしたい医療保険

海外に住み始めると、沢山のことが日本と勝手が違いますし、考えることも多いので、何かと目の前の事以外は後回しになりがちです。

あくまで保険は”守り”なので、検討過程において面白さが伴うものではありませんが、海外生活で最も重要な項目の一つではないでしょうか。

何かが起きてからでは対応できないのが保険です。

まず固めるところをしっかり固めてから現地生活を充実させていきたいものです。

原則、オンラインで申請プロセスを完了させられます。

当社経由で国際医療保険に加入することによる追加費用は発生いたしませんので、お気軽にお問い合わせください。

当社ではWilliam RusselとGlobality Healthの2社を主に使用しお客様のサポートをしておりますが、滞在国によってはどちらかしか使用できないというケースもありますのでご了承ください。

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